岩内町に移住したのは2019年の6月。
でも岩内町移住前の2007年に雷電の傘岩を確かに見ているのです。
その頃を思い出し、雪の残る1月中旬に傘岩を探しに行ってみました。
岩内町の奇岩「傘岩」はどこに?
寿都・黒松内に向かう道中にあった傘岩の思い出
以前勤めていた会社に入社したのが2007年、実はその時担当したのが後志(しりべし)エリアだったのです。
札幌の事務所から車での移動になるので、寿都や黒松内に行くのは月に1回か2回程度。
でも確かに国道229号で雷電の傘岩を見ていたのです。
札幌から黒松内や寿都に行く時はかなり覚悟を決めて仕事に出かける日。
長距離ドライブの途中にある「傘岩」は、「やっとここまで来た!」という目印でした。
だからとても記憶に残ってるし、懐かしく思い出すのです。
その傘岩、岩内町に移住してから何度か雷電をドライブしているのに全然見かけません。
不思議に思って調べてみました。
するとなんと、トンネルができて新道を通るようになったために傘岩は見えなくなったそうです。
それを知って、傘岩をもう一度見るのを諦めていたところに、発見したのが上の案内板です。
傘岩は歩いて行けるのか?
案内板の示す方向へ傘岩を探しに出かける
案内板を見つけたのは雷電トンネルの出口にある風の駐車場。
崖の景色がとても魅力的な場所です。以前この周辺はキャンプ場として使われていたそうです。
案内板に従って雪で見えなくなった遊歩道と思われる場所を進みます。
海の景色が綺麗です。
※下の動画は音がでるのでご注意ください。
そして↑この崖。
こんな景色を近くで体験できるのも岩内町の魅力です。
さらに進むと大きな岩が見えてきました。
でもこの形は傘岩ではなさそう。
そしてしばらく進むとなんと立ち入り禁止になっているのです!
案内板から450メートルも歩いていない気がするのですが…。
でももしかするとさっきの岩はかつての傘岩の残骸なのか?
すっきりしないまま、思い出の傘岩を発見できずに引き返してきました。
後日岩内町役場で傘岩について教えて頂きました。
ここから見えない位置ですが、今でも傘岩はしっかりと残っているそうです。
追記:遠くから眺める傘岩
後日カスペトンネル先にある有島武郎文学碑側から立入禁止のぎりぎりの場所まで行ったところ、遥か遠くに現在の傘岩を見ることができました。
国道沿い、三浦屋旅館入口看板あたりの海岸から、もう少し大きく見えました。
北海道日本海側海岸線の奇岩と岩内町の雷電地域
北海道の海岸線をぐるっと1周ドライブして感じたのは、日本海側の海岸線で見かける奇岩の数々がとても魅力的ということ。
日本海海岸線にあるこの景色は大切にして欲しいし、北海道外の人たちにも楽しんでもらいたいと思う場所。
岩内町の雷電地域も自然の偉大さを感じられる貴重な海岸線エリアです。
安全第一はもちろん必要な事です。
ですがかつて北海道命名をした松浦武四郎も歩いたこの険しい自然を、もっと多くの人に知ってもらい、見てもらう方法はないでしょうか。
まとめ
かつては国道229号のすぐそばで見ることができた「傘岩」は今はもう見ることができません。遠くから見ることはできました。
でも今もしっかりと残っているそうです。
雷電エリアは市街地とは違った岩内町の魅力あふれるエリアですね。
関連記事