東京から北海道に移住して現在は岩内町に住んでいます。

それぞれの地域で感じている違いを書いてみたいと思います。

移住先選びの参考にもなるかもしれません。

東京から札幌に移住した時に感じた違い

2019年赤れんが庁舎

札幌は発展している

札幌に住んでいる人には大変申し訳ないのですが、2005年に初めて札幌に来て感じたことは、「札幌ってこんなに発展しているんだ」ということです。(逆に言うと札幌は田舎だと思って来ていたんです^^;)

私は23区内に住んでいましたが、東京といっても色々で、住宅はたくさんあっても大きな商店街がない地域もあります。

それを考えると、札幌はデパートやビル、商店街もあるので東京駅周辺を小さくしたようだと感じました。

札幌駅周辺は東京の実家周辺よりも発展していますし、昔の岩内町の写真を見ると、私の実家周辺の商店街より道路も広くてよっぽど活気があります(笑)

近くに山がある、スキー場がある、ジャンプ台がある、観光スポットに楽に行ける!

2019年さっぽろ雪まつり

「近く」という表現が適切かどうかはわかりません。

札幌市の面積は23区の面積の2倍近くありますので^^;

でも、少なくとも札幌駅周辺からでも山が見えますし、車で少し走っただけでスキー場やジャンプ台に行けます。(これがテレビで見てたジャンプ台かーと思いました笑)

東京はというと、

鉄道はたくさん通っているのですが、混雑していて座れないことも多いですし、乗り換えが面倒で移動に時間がかかります。到着してからの待ち時間も長い。

車移動は、道が狭くて渋滞していて運転しにくい。

山と言えば高尾山?そのくらいしか思い浮かびませんし、どこか遠くにある印象。(実際にはわかりませんが、それだけ縁遠いということです)

スキー場やジャンプ台はどこにあるのかわかりません。ないのかな?29年間生活していましたが知りません^^;

札幌の観光スポットはもしかすると距離では東京よりも遠いのかもしれませんが、楽に行ける感覚があるのです。到着してからの待ち時間も少なく、東京のような混雑はないです。

今まで体験したことのない施設が近くにあって、今まで旅行をしなければ見られなかった景色をいつでも見られる。

さらに狭いところに押し込められていない、広々とした開放感。

北海道で気に入ったのはこういった点です。

札幌から岩内町に移住して感じた違い

札幌から岩内町に移住して感じたことを想像できますか?

札幌と比べてすぐに感じることとして、

特徴ある山があって、海もある。港が近いのもちょっとワクワクします。

あと高い建造物がないので見晴らしがよい(笑)

身近に綺麗な景色のドライブコースがあるのもいいところです。

そのほかには、

普通はお店が少ないとか人が少ないとかそういう違いを思い浮かぶのだと思います。

もちろんそれもありますが、岩内町に移住して5か月経って一番感じているのは、「意識の違い?」です。

歴史に興味がない?

北海道の歴史はあまり語られません。

北海道命名から150年なので、150年前に北海道に和人が移り住んできたと思っている人もいるのかもしれません。明治以降ということですよね。

でも岩内に和人が住み始めたのは明治時代が始まる100年以上前の江戸時代(宝暦)からです。アイヌの人々と一緒に生活していた記録も残っています。

岩内って北海道の中で考えると結構歴史がある町なんですよね。その上栄えていた。

だからこそこのような町が出来上がったはずなんです。

岩内町は北海道内の特別な町で、数ある町の中でも歴史で差別化できる町のはずなのですが、歴史を売りにしようという感じは伝わってきません。

残っている古い物もあまりありません。(大火以降のものもないので、大火のせいばかりとも思えません)

お寺がたくさんあったり、江戸時代のままの区画整備されていない道路があったり、そこには必ずそうなった理由(歴史・物語)があるはずなんですけど・・・。

ただ、「この町にはこんなものがあります」と紹介されるよりも、なぜこんなものがこの町にあるのか?というストーリーを知った方が、町のことを詳しく知ることができて興味が湧くと思うは私だけでしょうか?

日本三大がっかりスポットの代表とされる北海道の「札幌市時計台」、

初めて見たときに正直言って私もがっかりしました。

でも、館内の資料を見ながらガイドの人に時計台(演舞場)の歴史を教えて頂いたとき、がっかりという気持ちは全くなくなりました。

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私の感想以外にもネット上でそういう口コミを数多くみつけることができます。

「今のものは作れるけど、昔のものは作れない。なくなってしまったら、もう作れない」札幌から岩内町に移住してきた方が言っていた言葉を思い出しました。

岩内町もストーリー(歴史)をなくしてしまったら、それはただのがっかりスポットになることを意味するのかもしれません。

歴史に残る物がない町の人からしてみたら、岩内町は宝の持ち腐れだねと思われているかもしれませんね。

歴史ある町の歴史ある場所で当時の人々の生活に思いを馳せながら、当時の様子を追体験するということは、どこでもできるわけではない貴重な体験なのです。

私が岩内町に移住したきっかけの1つに、「町の歴史に興味を持ったから」というのがありました。

町外の人が岩内町に来たときには、岩内の歴史や北海道の歴史を調べてみてもらいたいです。町に残る数々の物語をなぜもっとアピールしないの?と思う人も多いことでしょう。
※岩内町郷土館は11月28日から4月上旬まで冬期休館になるのでご注意ください。

路上駐車が多い

岩内町は路上駐車が多いです。

といっても全て違法駐車という訳ではないのですが、そういうルールが私のように町外から来た人間にとってはとてもわかりにくいのです。

例えば、駅前通りは月の前半後半で駐車できる位置が変更されますが、それもわかりにくいのです^^;

路上駐車は岩内町の人にとっては、当たり前のよく見る光景なのかもしれないですが、町外の人、特に札幌から来た人は間違いなく戸惑うのではないかと思います。

以前私が働いていた業界の後志担当の人たちも、路上駐車が多いから岩内町内を運転したくないと言います。(つまり仕事の用事だけ済ましてすぐに町外に移動します)

最近は、事故や駐車違反に対して会社の対応が厳しいので、もし事故や違反があったら、すぐに車を取り上げられてしまって仕事に支障が出てしまいます。

事故の可能性が高まる路上駐車の多い町をドライブしたくないのです。

路上駐車は岩内町内だけで考えたら、緩くて心地いい感じだと思います。

でも、もし町外、特に札幌から車で来た人たちに、商店でお金を落としてもらうことを考えるなら、マイナスなのではないでしょうか?

恐らく岩内町の人たちが考えているよりも、都市部の人たちの路上駐車に対する見方はかなり厳しいですよね。

そういった点って町の中にいるとなかなか気付かないんですよね。

岩内町独自の背景

「どこの町でも自分の町の良いところをわかっていないもの」という意見もありますが、岩内町にはそれ以外の何かの要素があるのかもしれないとも感じています。

大火の歴史や、風が強い岩内独特の猛吹雪の中を登下校した、子供の頃の嫌な思い出、等々何か影響があるのかもしれないです。(それも町の歴史から紐解けるのかもしれません)

色々と勝手なことを書いてしまいましたが、岩内町で生まれ育った人だけが感じることは町外から来た私には想像の及ばない点としてあります。

まとめ

岩内町の違いについては、東京、札幌とはちょっと違う視点からも書いてみました。

意外に町の違いというのはあるものです。

小さくても人気の町は違いをしっかりと出して差別化して、その違いに興味を抱く人に対して合致した情報を届けられているのだと思います。

でも良さを埋もれさせてしまってアピールできていない町、内向きで外の人の目線でのアピールができない町があるということも感じます。

移住する町を探すのであればそういった点にも注意したいですね。