岩内新港東埠頭に「ぱしふぃっくびいなす」が寄港しました。
やっぱり大きいですね^^;
朝「ぱしふぃっくびいなす」を見たときには出港の際にあんな気持ちになるなんて想像していませんでした…。
「ぱしふぃっくびいなす」 入港!大きくて写真撮れません(^^;
朝の8時に入港ということだったので、7時15分頃に港に行ってみました。
始めは↑上の写真のように小さかったのですが、近づいていくると徐々に大きさがわかってきます。
この辺りでは写真に写る大きさだったのですが、
岸壁に到着後は
かなり遠くから撮影しても入らない大きさに(^^;
港にはたら丸とべに子の姿も。
この後、船から出てきた乗客の皆さんもたら丸との写真撮影を楽しんでいました。
「ぱしふぃっくびいなす」乗客の方々との町内での出会い
船から降りた後は自由行動の人やオプショナルツアーで他の地域に行く人などがいたそうです。
そのため、町中を歩いていて「ぱしふぃっくびいなす」の乗客の方々とお会いする機会がありました。
フリーで歩かれていて目的地までの場所がわからないという方もいらっしゃったので道案内がてらお話を聞いてみました。
延べ10人以上の方々とお話する機会がありましたが、皆さん豪華客船の旅に慣れた方ばかりで、これまでの寄港地のお話や岩内町の良かったところ悪かったところまで様々なお話をしてくださいました。
皆さんお話のお上手な穏やかな方ばかり、お話は大変参考になるものでした。
特に気になった情報としては、「郷土館を始めに見学して町の歴史を知った後で町を歩いた方がよかった」というものと、「帰厚院の大仏が素晴らしい。観光の中心だ」というご意見などでした。
私も帰厚院の大仏の前で正座して10分以上見惚れていた経験がありますが、「関東以北最大の木造大仏」という観光用の宣伝文句以上のものを感じられる場所だと思います。
厳しいご意見としては、「どこに行くべきかわからない」、「道に迷う」、「なぜ歴史的建造物を保存してこなかったんですか」などというものでした。
観光という観点で、目の肥えた方々から見てこういった点は不十分なんだな、ということを学びました。
すぐに解決することは難しいということもあるでしょうから、今後岩内町に観光に来られるという方は、観光協会で行っている「いわない観光マイスター」というガイドも活用していただけたらと思います。
「ぱしふぃっくびいなす」岩内港を出港!
「ぱしふぃっくびいなす」の出港は17:30。
17時からは岩内高校和太鼓局の皆さんの迫力のある演奏でお見送りが行われました。
船上からは、「ありがとう」、「また来るよ」といった声も上がり感動的な出航となりました。
こんな感動的な場面を演出してくれた岩内高校和太鼓局の皆さんに感謝です。
↓岩内町地域おこし協力隊のフェイスブックページで動画が公開されています。
最後に
今日は「ぱしふぃっくびいなす」の乗客の方々とお話する機会があったのですが、自分の知識があまり役に立てないということを実感しました。
知識として知っていることと、観光案内をすることとはかなり違うんですよね。
せっかく岩内町に来て頂いた方々に、岩内町のごく一部しかご紹介できなかったことに心残りもあります。
しかし、厳しい意見をおっしゃっていた方々も含めて、皆さん乗船される前には、「ありがとうございました。がんばってね」、「今日は1回目なんだからこれからだよ」というような優しい言葉をかけてくださったことはとてもありがたかったです。
たった1日の短い時間だけの乗客の方々との接点でしたが、これほどの感動を得られる機会になるとは思いもしませんでした。
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パシフィックビーナスの乗客の皆様は、今頃は無事に帰路に着かれていることと思います。1度も行った事がない、あまり聞いた事もない、おそらくこれからも行く事のないであろう北海道の一地区岩内町へ行った、ということが思い出の1頁に加わったことが素敵だと思います。何もなかったけど、町民が温かく接してくれて、沢山の人がお見送りしてくれたことだけでも、
きっと思い出してくれます。私も一日一杯とても充実して愉しかったぁ。初めてなんですもの。でもやっぱり、活気があって良かったですよね。何となく町全体が生き生きとして、特に町民のみなさんも楽しそうで。そんなに大人数ではなかったですが、丁度良かったかな。今、普段の生活に戻って、私もあの日のことを楽しく思い出しているところです。お疲れ様でした
川村 由樹子 様
当日は岩内観光の御案内などお疲れ様でした。
私も乗客の皆様のお話をしているのはとても楽しかったです。
今回は心残りもありましたが、まず第一歩と考えて、今後は観光に来る方々が岩内町で楽しい時間を過ごせるお手伝いをできるようになっていきたい思います!