ついこの間までの雪雲に覆われた朝風景が一変。
北海道の見渡す限りの広大な大地で、朝の空の変化を楽しむことができる季節になりました。
枕草子の「春はあけぼの。ようよう白くなりゆく山際」という出だし文を思い出す風景です。
美しい朝焼け風景を見ることができる北海道岩内町移住生活
上の写真は、夕焼けではなくて朝焼けです。
夕方だけではなくて、明け方もこのような空の色の変化が起きるんですね。
北海道の西に位置する岩内町は、綺麗な夕焼けを見ることができるのはもちろんですが、朝焼けを見ることもできます。
北海道の冬が終わり、春めいてくるにつれて朝焼けの美しい空を見る機会が増えてきました。
夜から朝に向かっての日の出前の空の変化は、暁⇒東雲⇒曙と呼ばれるそうです。
空の広い岩内町ではこの変化を目の前で感じることができます。
北海道の大地の日の出はダイナミックな空の色の変化
上の写真は岩内町の隣町の共和町です。
ここは自宅から車で5分くらいの場所。
いつも空が広いなぁと思って眺めています。
空が広い場所では、ダイナミックな空の変化を見ることができるんです。
北海道の空の変化~共和町から~
まだ日の出前の空
太陽が昇る方角は赤くなっていますが、それと逆方向はまだ暗いです。
暁は夜明け前の暗い状態をいうそうです。
もう明るくなり始めているので、これは暁よりも進んだ状態?
ちなみに、空が白く明るくなっている状態を東雲というそうです。
春はあけぼの ようよう(次第に)白くなりゆく山際
まさにこのような感じですね。
その後少しずつ明るくなってきます。
この写真の場所も共和町。
遠くに山はあっても、近くに高い建物がないので、空の変化をじっくりと楽しむことができます。
太陽の高さによって空の雰囲気は全く違います。
色も違う。
北海道の空の変化~岩内町から~
こういう雲が出ているときは、この後雲が赤く染まるのではないかと期待していしまいます。
太陽が昇る場所周辺だけを見ると赤く見えるのですが、もっと空全体を見てみるとこのように青くなっていて、グラデーションが綺麗です。
この日は結局、雲の色がこのようなピンク色に染まりました。
まとめ|春はあけぼの
北海道岩内町は雲に覆われた冬が終わり、春を迎えています。
美しい朝焼け風景を見ることができる季節になりました。
空が広い田舎暮らし生活では、平安時代の人が書物に綴った日本の風景を今でも見ることができますね。