このブログは誰に向けて書いているの?
北海道への移住希望者と岩内町に移住してきたばかりの人に向けて書いている、基本的には町外の人に向けて書いている、というのは以前からそうなのですが、実際にはさらにターゲットは狭くて、ターゲットは結局私自身だと感じるできごとがありました。
岩内町に移住してきた人に聞いた岩内町の感想
以前に私のこのブログを見て岩内町は面白そうな町だと感じた人がいるということを書きました。
その方が岩内町へ移住して2ヶ月経ちました。今現在どのように感じているのでしょうか。
移住してみたらがっかりだったと感じていたらどうしよう…そんな不安もよぎりながらお話をうかがってみました。
- 岩内の悪いところがみつからない
- 近隣のツーリングが最高
- 混雑しないのがいい
簡単に挙げるとこのような感想のようです。
話を聞いていて感じたのは、「こういう人なら私のブログを見て岩内町が面白そうだと感じるだろうな」ということ。
私のブログではドライブに出かけて景色が美しいとか、混み合わず密にならないとか、都会の通勤電車が認められていて、岩内が密だと言われる理由がわからないとか、そういう話題をたくさん書いています。
きっと価値観が同じだから記憶に残るし、私が楽しんでいることを同じように「面白そうだ」と感じるのでしょう。
「岩内の悪いところがみつからない」
という点に関しては、岩内町移住者から良く聞く岩内町への不満をぶつけて聞いてみました。
岩内の悪いところがみつからないの真意は?
岩内は閉鎖的といわれますが?
「岩内は閉鎖的といわれますが?」岩内に移住した人から良く聞く岩内への不満点について質問してみました。
「東京の人は『いいよ』と言っていても後から『あんなことをして』というようなところがある。表向き言っていることと本心で思っていることが違っていて信用していいのかわからないと感じる。でも岩内の人は始めからガツンと言ってくる。これは捉え方の違いかもしれないが、本心を始めからぶつけてくるというのは受け入れてくれているということではないでしょうか?」
確かに捉え方によってはそう取れるかもしれませんね。「岩内の人は裏表がない」というのは他の岩内町移住者の方の意見でも聞いたことがありました。
岩内は色々な人がいるから楽しい
「色々な人がいるから楽しい、ガツンと言ってくる人もいるし自分の意見を押し通そうとしてくる人もいる。岩内はいろんな人がいて楽しい。」
細かい言葉はこうではなかったかもしれませんが、大きく捉えて上のような意見も言っていました。
実はこの辺も私と共通するところです。
私は記憶があるここ15年くらいで嫌いになった人は1人しかいないですし、私と違う意見を言ってくる人が大好きです。
それに加えて私は社会人になって初めて勤めた印刷会社の6年間以外はアメリカ資本の会社で10年以上勤務していたのですが、そこでは年功序列なんて言葉は存在しませんでした。
実績を上げられない「経験」は会社に求められていませんし、時代に合わない時代遅れの「経験」も会社として必要とされません。部下を成長させて実績を上げさせることができなければマネージャーにはなれませんし、一時的になれたとしてもすぐに降格します。
会議で年下の人が年上の人と反対意見をいうことがあっても当然ですし、そもそも10歳以上年下の人が上司であることも普通にありえることなので、誰が何を言おうが、目的を達成させるために理に適っていればいいだけ。
私が子供の頃のように「反対意見を言われたら非難されている」と感じさせるような雰囲気がある組織がもしまだ存在するなら、それは早く変えたほうがいいと思います。
でもそういう私も過去に会議での後輩の発言に机をひっくり返してどなりつけ…
そうになって机をつかんだところでこらえたことがありました笑
若くて経験のない頃って自分自身がその域に達していないので、先輩のしてくれたことがどれだけ成功のキーになっていたか気づかずに、自分だけの力で成し遂げたと錯覚してしまうものです。
私も今になって気づくことであって、振り返ってみると私自身もやっていた誤りです。
その後輩に対しても、「その域に達していないのだから仕方ない」と思って机を引っくり返してどなりつけるまではしませんでした^^;
私のチーム員ではなかったので直接的に私には関係はなかったのですが、彼のチームのチームリーダーやチーム員のしていた彼へのフォローを見ていたからついつい彼の発言に怒りがこみ上げてきて…^^;
結局組織の中に経験者がいて支えてくれないと成功は遠いものになるんです。適材適所なんです。
今の私も、経験のないことに対して経験者から見たら考えられない、失敗が目に見えているようなことをやってしまっている可能性もあるでしょう。一生のうちで自分が経験できることなんて限られているので人生学びが終わることはなくて、日々学び続けて、新しいことを受け入れていくことに柔軟でなければいけないんですよね。
過去を思い出していたら話が全然違う方向にそれてしまいました…これ以上書いたら記事の趣旨が変ってしまうので話をもとに戻します(^^ゞ
私はそのような環境に長くいたので①自分と違う意見の人がいるのが楽しいし、②それに対して抵抗もありません。(自分と反対意見にむやみに賛同するわけではないですけどね笑)
だから、岩内はいろいろな人がいて楽しい町と感じる人がいるのも納得できます。
私のブログをみて共感できる人は岩内に合うかも…でもそれだけではない
北海道への移住希望者と岩内町に移住してきたばかりの人に向けて書いている、基本的には町外の人に向けて書いている。
そうはいっても結局のところ無意識にも私自身の価値観が反映されたブログなので私に似たような感覚を持っている人が「面白そう」と感じるのではないでしょうか。
ただし私が書いているのは私が感じた岩内の一面です。
私とは全く違う生活環境の人たちが違った情報発信もしています。その情報もとても参考になると思います。
まとめ
私が書いているこのブログは記事ごとに読む対象(ターゲット)を絞って書いていることがあります。
それでも私自身の価値観で書いているのでターゲットは多くの場合で私自身なのです。私のブログを見て岩内が面白いと感じる人は、結局私と同じ価値観をいくつか持っている人なのでしょう。
今岩内に住む人たちを見ていると、若いご夫婦や子育て中のご夫婦で岩内の生活をSNS等で発信している人たちもいます。
その人たちは私とは全く違った視点で情報発信をしていますし、それに共感できるなら岩内に移住して楽しめる可能性は高いと思います。
私の書いている内容が自分に合わないと思う方であってもそういう人たちの発信が参考になりますよ。
別に岩内である必要はありません。今は世界中の情報を昔に比べて手軽に手に入れられる時代なので、自分が自分らしくいられる環境を見つけられる人が増えればいいなと思います。