北海道のお店の接客は、良いでしょうか?悪いでしょうか?

このように聞かれたらどのように答えるでしょうか。

今回は北海道と岩内町のお店の接客について思うところを書いてみたいと思います。

北海道のお店の接客はなってない?

北海道のお店の接客について私自身は、「悪いんだろうけど気にならなくなった」というように思っています。

それでは、ほかの人に尋ねたらどのように答えるでしょうか?

北海道の人に尋ねたら「普通」と答える人が多くて、札幌の人に尋ねたら「悪い」と答える人が多いかもしれないと想像します。

ある程度北海道を広く回ったことがある東京の人は北海道の接客は「悪い」と答えるかもしれませんね。

私がどうしてこのように想像するのか。

札幌基準で考えると北海道の田舎町の接客は「悪い」と感じて、東京基準で考えると、札幌は普通だけどほかの町は「悪い」と感じるのではないか、と思うからです。

要するに北海道の「接客」のことをいう場合は、「札幌」は普通だけどそのほかの町は「悪い」というのが一般的ではないかと想像しています。

岩内町のお店の接客

なぜ今回このテーマで記事を書いてみようかと思ったかというと、岩内町に移住してきた人たちから、「岩内町のお店の接客が悪い」ということを聞く機会が多かったからです。

私自身はもうあまり気にならなくなっていたのですが、確かに言われてみると・・・ということはありました。

お店に入ったら何も言われないので、私が「どこに座ってもいいんですか?」と尋ねると、お店の人が不思議そうな顔をして、「ええ」と返事する。

これは岩内町では普通なのですかね(笑)

何が普通なのかはよくわかりませんが、例えば札幌のお店で食事をするときは

「いらっしゃいませ!たばこはお吸いになりますか?お席に御案内します。こちらの席へどうぞ。」

少なくともこの程度の会話の流れはあるのではないかと思います。

私はこの流れを想定しているので、お店の人に「どこに座ってもいいんですか?」て訪ねるわけですよね(笑)

私もお店の人もお互いに想定している流れとは違う流れだったので、どちらも「え?」と思ってコミュニケーションがギクシャクしてしまう。

接客は悪いかもしれないけど、人が悪いわけではないんだけどなー

私は今このように感じています。

先ほど書いた岩内町の接客の例ですが、あの後どうなったか?

私は岩内町に来たばかりで知りたいことがたくさんあったので質問をしてみました。

するとお店の人は真剣に悩んで考えて教えてくれました。

こちらがお願いすると真剣に動いてくれるのです。

そういうことは岩内町のほかのお店やほかの場面でも多々あります。

そういう体験をして感じるのは、「接客は悪いかもしれないけど、人が悪いわけではないんだけどなー」ということです。

恐らくですが、岩内町のお店の人もお店の人でなくても、岩内町にながく住んでいる町民にとっては接客を気にする場面というのがほとんどない環境だったのでしょう。

(岩内町をよく知る人や、常連客ばかりが訪れる。あるいは、知らない人がいつもたくさん来る環境だったので、気にしていられない。など)

気にしたこともない知らないものについて、なぜやらないの?というのも気の毒な気がします。

でも問題は、そういうことがあるにしても岩内町に観光で訪れた人は接客の第一印象の段階で、もうお店の人とは話したくないと感じてしまうこと、もう二度とこんなところに来たくはないと思ってしまうことですよね。

同じように、都市部から岩内町に移住してきた人たちも岩内町の接客が良くないと感じて、行かなくなる店が増えて町に対して悪い印象を持つ人もいるかもしれないですね。

やっぱり接客は全国基準に合わせて変えていくしかないですよね。

私はお店の人とも顔見知りになってきたので、お店の中に入ると「こんにちはー」と声をかけらることも多くなりました。

そうすると、いつの間にか岩内町のお店の接客について気になることはなくなってきていたのですが・・・。

そういう状況を観光客や移住者に期待するのは無理があるのだとも思います。

関連記事:田舎暮らしのメリットを感じ始めた岩内町生活

まとめ

おもてなしの国といわれる日本基準と比べると、北海道は接客レベルの低い店は多いかもしれません。

だからといって人が悪い訳ではないと思うのですが、観光客や移住者はそういう目では見てくれないでしょう。

今後、観光客移住者を呼び込んで北海道を盛り上げていこうと考えるのであれば、変えるべきところは変えていかなければいけないとは思います。

観光や移住で岩内町を訪れる予定の人には事前に「こういうことがある」と知っていていただければと思って書いてみました。

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