岩内観光でおすすめの場所については以前から書いています。⇒北海道ニセコ周辺観光のおすすめの場所!岩内町観光で発見した魅力をまとめてみました【ブログトップ固定記事】

先日岩内へ来た知人を案内しましたが、なかなかうまくいかないものですね。

岩内といえば海・岩内といえば山・岩内といえば人

先日、今年岩内に移住したばかりの方からお話しを聞きました。その方がいうには岩内に移住する前、そして移住してすぐに「岩内といえばなに?」と思ったそうです。「岩内」と聞いても何も思い浮かばないと。

その一方で「岩内といえば海・山・人」という人がいます。確かにしばらく住んでいるとそう感じるのですが、外から見るとイメージがわかないし、住んだばかりではイメージわきにくいんですよね。

岩内町に長く住んでいる人にとっては理解できないかもしれませんが、私が話を聞いた移住者の中には、「買い物はラッキーやマックスバリューですませるのでそこより海側のことはわかりません」という人もいるんです。これを読んでいる人の中にもそういう人がいるのでは?「駅前通りなんて言われてもわからない。そんなところ行ったことがない。」それが現実ですよね。

知ってもらうことは難しいですね。

以前このブログで紹介したこともある美幌町の地域おこし協力隊員の佐藤由佳さんが岩内町に来てくれました。

私が岩内を案内したのですが、印象に残ったのは「共和町と岩内町を行ったり来たりした」、「コンパクトな町」ということだそうです。

難しいですね(笑)今住んでいる場所と比較して町を比べてみているということもあるのかもしれませんが。

岩内町観光で案内した場所

色々案内したかったのですが、実際のところ半日では案内しきれないです。月曜日だったので開いていない施設もあったのにそれでも行きたい場所が多すぎて案内しきれませんでした。

岩内でもハンバーガー?ビーナッツカフェでランチ

岩内に来てわざわざハンバーガー屋さんでランチ?

そう思う人もいるでしょうし、店主にもそう言われましたが、本人の希望です。

私のブログを見ていて岩内町で一番食べたいお店はビーナッツカフェだと思ったそうです。

私の印象操作を疑われる内容ですが、私も毎週通っているし、本人も満足して帰ったし、しかたありません。人間そんなもんです。

岩内に行ったら海鮮すすめるべきでしょ!今ならウニでしょ!

そう思う人もいるでしょう。でもはっきりいいます、「自分が売りたいものを売るんじゃなくて、相手が欲しがるものを売る」んです(^^)

スタッフさんとの話が楽しい道の駅いわない

道の駅いわないは、私自身が行きやすい施設ですし、スタッフの皆さんが色々と声を掛けてくれるので、観光の出発地点としてスタートダッシュ的な意味でもよい場所でした。

お土産購入を先に済ませておくという意味でもいいのかも。

岩内町のフェリー埠頭があった場所にあるアテナ像

お昼をビーナッツカフェで済ませた後は、道の駅いわないでお土産購入を済ませて新港東埠頭へ。アテナ像を見物です。

この日は、以前にオンライン移住体験の練習で見てもらった場所を実際にまわってもらいました。

世界を旅し、日本一周している佐藤さんにはあまりインパクトがなかったかな。望むものは人によって様々ですね。

岩内町の円山エリア観光~円山展望台とマリンビューからマルヤマヒーリングファーム~

美幌峠をもつ美幌町の人に見せるのも…とは思いましたが、それぞれの場所に良さはあると思うので円山展望台、オートキャンプ場マリンビュー、荒井記念美術館、マルヤマヒーリングファームをまわりました。荒井記念美術館は美術館とその一帯の景色を見渡してもらいたかったのですが、月曜日のため休館。車で通ったのみになってしまってちょっと残念でした。

マリンビューからの景色の良さは感じてもらえたようでしたが、実際どうだったのでしょうか。気になるところ。

【追記】後日、「展望台やオートキャンプ場からの眺めが最高で綺麗でした。岩内町が海に面していることを視覚的にも捉えることができました。」という感想を頂きました。

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現在マルヤマヒーリングファーム限定販売のダチョウの卵プリンも買いました。

雷電海岸の~ウエンドマリ・弁慶の蒔積岩・刀掛岩~

気づいたらマルヤマヒーリングファームだけで1時間半滞在。

「人」との出会いで岩内町の印象を残してもらうにはもっとたくさんの施設を巡りたいところですが、今回は1施設のみになってしまいました。

その後は、雷電海岸へ。

ウエンドマリの絶壁、弁慶の薪積岩、弁慶の刀掛岩、遠くから見る傘岩、雷電展望台から三浦屋温泉旅館跡へ抜ける山道、自然めぐりを行いました。

雷電海岸はかなり水がきれいになってきていましたよ。

ウエンドマリの絶壁(風の駐車場)前の海

まとめ

このような場所を巡って一番印象に残ったのは「共和町と岩内町を行ったり来たりした」、「コンパクトな町」(笑)

まさに「自分の売りたいものを売っただけ」、「見せたいものを見せただけ」というのはこういうことかと思えるような結果でした(>_<)

観光案内は難しい^^;

それでも「岩内町は見るところたくさんあるじゃないですか〜」と言っていました。

実際、他の地域おこし協力隊の人たちと話していても思うのは、「岩内は恵まれてるな」ということ。

「うちの町には見所何もないです」とか少ないですという他町村の人はかなり多いんです。

それは「見つけられていないだけ」「創り出せていないだけ」ということもあると思いますが、岩内は既にこれだけのものが見つけられているんです。先人に感謝ですよ。これだけあって何もないと言われたら、他の町はどうすりゃいいんだという感じでしょう。

以前の会社で世界初とか世界唯一とかそういう特徴を持つ薬剤を担当していたのに病院で全然使って頂けない時期がありました。

その時期に、「こんなにいい薬が使ってもらえないとかってあり得ないでしょう?◯◯とか△△とか(製薬会社名)のMRはどこにでもあるどうでもいいような薬しかなくてもちゃんと売ってくるんだよ?」というようなことを先輩から言われたことがあります。

製品や環境のせいにして、勉強もしない工夫もしないことを端的に叱られたわけですが、そういうことですよね。

自分が思っている以上に競争相手は研究してるし工夫してるんです。外の世界を知らないというのはそういうこと。

そのほかに気づいたことは雷電温泉の歴史の話などしたときは少し関心をひいたかもしれないということ。やっぱり町の歴史的背景の知識とか場を盛り上げる会話の流れも必要なのでしょう。

自分の中で、この観光客には何を楽しんでもらいたくて、何の目的でここに案内しているという考えがないと、なんかボヤっとしたものだけが残ってしまいそうです。