鰊御殿とまりの藍染体験イベントに参加してきました。
なぜ藍染めを鰊御殿で?と思いますが、実は深い繋がりがあるんですよね。
鰊御殿とまりで藍染め体験をしました
上の写真は当日完成したものです。
青い色がなかなか綺麗にでました。
藍の葉っぱをこのように置いて
挟んで上からとんかちでトントンと叩きます。
すると少しずつ染まっていくんです。
この方法なら簡単です。
挟んだ後に少し位置がずれていたようでちょっと失敗(^^;
ここまでしたら30分ほどそのままにして、鰊御殿とまりの建物内を観覧。館長さんの解説がとても勉強になりました。
館内を見て回って30分後、とんかちでつぶした藍の葉っぱを取り外して水で綺麗に洗います。
それまで緑色をしていたものが、ジャパンブルーといわれる綺麗な青色に変化しました。
不思議ですね。
ニシンと藍染めの関連は?
上の写真は鰊御殿とまりで頂いた案内です。
藍の生葉は館長さんが徳島県から取り寄せて栽培したものだったんですね。
そして今回利用した「藍」ですが、昔はよく鰊を使ったニシンカスを肥料として栽培されていたんです。
鰊は食用というよりもむしろこうした肥料として高値で売れていたので、鰊御殿のような豪華な建築物を建てることができたんですね。
鰊御殿とまり今後のイベント
鰊御殿とまりの今後の予定が発表になっています。
9月9日変わり雛の展示。9月18日は和綴じです。和綴じについては当初の予定を変更して、和綴じ経験者でなくても参加できるように簡単なものにして対象者を広げるそうです。
まとめ
鰊御殿とまりの藍染め体験イベントに参加しました。
一見関係なさそうですが、鰊御殿と藍はとても関係が深いんです。
それにしても北前船が繋ぐ日本中の繋がりがとても面白いですね。これは関東に住んでいるとなかなかわからないことです。
北海道は日本海の町や関西方面と関連が深い地域なんですね。