北海道の魅力ある美術館と美しい景観を楽しめる後志のドライブコースは「しりべしミュージアムロード」と呼ばれます。
しりべしミュージアムロードの一角をなし、北海道の絵の町としても有名な岩内町。
美術館があって有名な画家の出身地だから北海道の絵の町と言われているわけではないんです。
北海道の絵の町岩内町の絵画コレクションは美術館だけではない
岩内町には木田金次郎美術館とピカソ美術館ともいわれる荒井記念美術館(冬期は休館)があります。
これだけでも岩内町は北海道の美術の町だということを感じますね。
でも、北海道の絵の町と言われる理由はこれだけではありません。
岩内町にある絵画情報を調べるために、木田金次郎美術館でお話を伺ってきました。
岩内町では普通の家庭に絵画がある
岩内町内に絵画を飾っているお店が多いというお話を聞いたことがあったので、木田金次郎美術館で情報を集めることにしました。
私としてはどこのお店にどういう絵画があるのかという情報を集めようと考えて行ってみたのですが、絵画を持つお店の情報はたくさんあり過ぎました^^;
さらに一番印象に残った情報が「岩内町は一般家庭に絵画がある」ということ。
木田金次郎美術館に絵画鑑賞に訪れた町民の人が、「うちにはもっといい絵があるよ」というそうです(笑)
確かに木田金次郎は岩内町の画家なので絵をもらい受けている町民の人たちがいてもおかしくないですよね。
木田金次郎や共和町の西村計雄、岩内出身の山岸正巳といった画家の絵は岩内町には当たり前のように所有している人がいて、譲り受けた施設があるということでしょうか?
岩内地方文化センター内にある絵画
岩内地方文化センター内には絵画が飾られています。
上の写真の左の絵画、この美しいラインの感じは、西村計雄記念美術館に行ったことがある人ならすぐにわかりますよね。
西村計雄のこんなに大きい絵画が何気なく飾られています(笑)
美術の町の魅力を感じる岩内町
高島旅館
絵画のある場所全てまわりたかったのですが、数が多すぎるのでまずは少しだけの御紹介です・・・。
ここどこかわかりますか?
岩内町の円山エリアにあって、リピーターも多い人気の旅館。
高島旅館です。
絵の町岩内町にある旅館の魅力が入口からも伝わってきます・・・。
お客さんのいない時間帯に撮影させて頂きました。
絵画がたくさんありますね。
もちろん、木田金次郎、西村計雄、山岸正巳といったこの地域(北海道)を代表する画家の絵画もあります。
高島旅館は、とても家庭的な雰囲気の旅館です。
お見送りで手を振って送り出してくれる姿を見ていると、「また戻ってきたいな」そんな気持ちが湧いてきます。
装飾も雰囲気も旅館の方々の思いが伝わってくる魅力的な旅館です。
関連記事たつや菓子店
続いては「ギンザ通り商店街」にある「たつや菓子店」です。
店内を撮影させて頂きました。
上の写真に写る絵画は山岸正巳作品ですね。
店内に普通に飾られています。
このお店に絵画があることはお店の歴史と関わりがあるのでしょう。
その絵画を受け継いで現在も新商品の開発を続ける人気のケーキ屋さん。
岩内町の絵画の魅力とお店の魅力の不思議な関係を感じてしまいます。
岩内絵画教室
↓木田金次郎美術館Facebookページ
木田金次郎美術館Facebookページでは岩内絵画教室の様子を知ることができます。
大人も子供も絵画教室で学んでいます。
ちらっと見える絵画はどれもハイレベル。
練習次第でこんなにすごい絵を描くことができるようになるのでしょうか?
私もいつか参加したいと思っています。
岩内高校は高文連全国大会に作品を何度も出品している常連校ですし、町民に絵画が浸透しているのも、岩内町が北海道の絵の町と呼ばれる理由だと感じます。
まとめ
北海道の絵の町岩内町。
お店や一般家庭、町民、大人から子供に至るまで絵画が浸透してるんです。
北海道の絵の町岩内町の呼び名は伊達じゃない!
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