最近気になっている街の景色に、赤い実があります。
先日行った小樽にもたくさんあったし、こんな冬の時期に赤い実がなるなんて珍しくて不思議だったのですが、これは「ナナカマド」という樹木のようです。
「ナナカマド」知っていましたか?

北海道の街路樹ナナカマド

↑先日、宮園会館にある頌徳碑を探して歩いたときに撮った写真です。冬に真っ赤な実なんて目立ちます。

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そして気になりだすと、ほかの場所にあったということも思い出します。八幡通りの街路樹としてもたくさん植えられていて、雪の中で赤い実が際立っています。

これ、なんの気なんだろう?と思っていたんですが、「ナナカマド」ではないですかね?
気になって見るようになると、ほかの街でもたくさん発見しました。
先日、小樽市総合博物館に行った時にも途中の道路の街路樹としてたくさん植えられていましたよ。
調べてみると、北海道の街路樹としてナナカマドは一般的らしいです。

↑関係ないですが、小樽運河のライトアップ写真笑

知ってましたか?岩内町の町木

ところで、岩内町の町木って知ってますか?
上のリンク先、岩内町のホームページをみると、岩内町には町木というのがあって、それがナナカマドであることがわかります。ちなみに町花というのもあって、町花は「ハギ」です。

ナナカマドは岩内町の町木なんですよー。なんでナナカマドが選ばれたんですかね?
以前何かで読んだ気がするのですが、リンク先の岩内町のホームページに記載がないのでわかりません。

しかし、ナナカマドという名前には諸説あって、「7回かまどで燃やされても燃えないほど燃えにくい」という話しがあるとか。(実際には燃えるらしい)

そういう話しを聞くと思い当たることはありませんか?
そう、岩内町は明治以降3回大火の被害を受けた町。町木にナナカマドを選んだのは何らかの思いがあったのかもしれませんね。

とはいえ、ざっと北海道の自治体の木の一覧を見てみると、ナナカマドとしている自治体が30くらいはありそうです。
これだけあると、ナナカマドを町木とすることに深い意味はないのかもしれないです。

まとめ

気になっていた赤い実の樹木は「ナナカマド」でした。
そして、このナナカマドは岩内町の町木です。
由来はよくわかりませんが、秋には奇麗な紅葉になっていましたし、今日も雪の中で赤く目立つ奇麗な実をつけていました。
親しみのある町木ですね。