岩内町に移住して6か月目。岩内町にも雪の季節がやってきました。

毎年この時期になると目にとまるのが、北海道のサラサラの雪。

ふと写真を撮っていると、北海道出身の人から「ただの雪でしょ」と言われました。

そうか、北海道の人にはわからないんだなぁと感じました。

東京はびちゃびちゃな湿った雪が当たり前、北海道は粉?

東京に住んでいる人にはすぐに頭に浮かびますよね。

あのびちゃびちゃな雪。

そもそも雪が降ること自体がほとんどないですが、降ったときは足下ぐちゃぐちゃで、服はびしょびしょ。

あの東京の雪を思い描いていると、北海道では雪が降ったと気付かないんです。

私は初めて北海道で雪を見たときに雪が降ったと気付きませんでした(笑)

実はこう思ったんです。

「誰がこんなところに粉をまいたんだろう?」

あの時は本当に粉がまかれたと思っていたんです(笑)

まさにパウダースノーですね。

↑降雪の翌日の夜に撮影した岩内町内の雪です。

翌日にまだ雪の粒がわかる状態なんて東京では考えられないですよね。

というか、東京では降ってすぐでも、ぐちゃぐちゃの雪なので、粒に見えません(笑)

岩内町の雪の特徴

吹き飛ばされる雪

北海道はどの地域も気温が低くて、降った雪がとけずに、粒のようということがあります。

ではその中でも岩内という地域は何が違うのか?

まだ雪が降り始めたばかりでよくわかりませんが、まず感じたのは、風が強いので雪が吹き飛ばされるということ(笑)

きっとどこかに吹きだまりができていて、その場所は大変なことになっているのかもしません。

でも、車に積もった雪おろし作業や歩道を歩くのは楽ですね。

もう少し雪が積もってくると違うかもしれませんが、雪の降り始めの状況は札幌よりも楽かもしれないと感じています。

ただし、風が強い日が結構多くて、そのときは雪が吹き付けて大変です。

ちょっと大げさかもしれませんが、夜寝ていると家が揺れて目を覚まします(笑)

そのため、岩内町は「雪が横に降る」といわれるとか。

↓吹き飛ばされる雪動画(7秒)。再生後に音が出るので注意してください。

岩内町で生まれ育った人たちにお話を聞くと、冬は強風の中を学校に通ったという記憶が強いそうです。

まとめ

北海道の人にとっては毎年降る、いつも見ている雪。

全く気に掛けることがないようです。

でも、東京の雪しか見たことのない、かつての私のような人に取っては、北海道の雪は雪とは思えない不思議な雪なのです。

東京の人にとっての関心事と、地方の情報発信のミスマッチの原因を身近に感じた出来事でした。