以前の職場でお世話になった人たちが、オートキャンプ場マリンビューに遊びにきました。

そこに差し入れを持っていって岩内町のことを話したら、急に岩内町に興味を持つ人があらわれました。

野生ホップ発見の地岩内町の地ビールで乾杯!ビールだけでも岩内話題が盛り上がる

私はアルコールは飲みませんが、地ビールで乾杯ということだったので、地ビールの説明を少しさせてもらいました…。

私:「岩内町は野生ホップ発見の地、日本人が今当たり前に飲んでいるビール、岩内で野生ホップが発見されたのが始まりです。北海道に来ていたお雇い外国人が岩内町を通った時にホップを発見したから日本でビールづくりが始まったんです!」

他の人たち:「へーーー知らなかった〜」

知人A(関西出身):「でもこのビールつくってるのが小樽の会社っていうオチ」

爆笑が起きる…

知人B(北海道出身):「ほらほらあれも言わないと、海洋深層水…」

私:「そうそう、日本に15箇所しかない海洋深層水の取水施設が岩内町にあって、この地ビールにはその海洋深層水が使われてる」

知人A:「え、岩内にあるの?凄いじゃないか」

私:「そうなんですよ」

知人C(北海道出身):「そういえば、アスパラガスも岩内じゃなかったでしたっけ?」

私「そうそう!」

まあ、こんな流れで少しずつ岩内の情報が知人の間で広がっていることを感じました笑

ちょっと聞いただけでも岩内町は面白そうな町だと思った

マリンビューサイトで岩内の夜景を見ながら、夜景遺産について少し説明。

私:「日本夜景遺産に認定されてるのは円山展望台からの眺めなんですけどね。さっき温泉帰りに入口前通って来てるんですけど気付きませんでしたか?」

知人B:「え?ほんとに?どの辺?全然気付かなかったなー。道路真っ暗で何も見えなかったもん。」

知人D(東北出身):「真っ暗で何も見えなかったよ。ま、気付いても怖くて行く気にならないけどね笑」

私:「もっと人口が多かったときには、夜景ももっと明るかったのかもしれませんね。」

知人B:「今どのくらいいるの?5万人くらい?」

私:「12,200人きったくらいですかね。3万人近くいたこともあるはずですけど。市街地の8割消失する大火が昭和29年にあって、その翌年に島野村と合併して今の岩内町になってます。この辺りも島野村でしたね。その時で今の倍以上の人口でした。」

知人D:「なんでそんなに詳しいの?笑」

私:「職業柄?笑。最近は長く岩内にいる人よりも詳しいんじゃないかって言われることもありますけど…。」

知人B:「そうだよね。自分の町のことって知らないもんだよ」

知人D:「でもそれだけ町のこと知ってると愛着もわくよなー。俺も今日ちょっと聞いただけだけど岩内町って面白そうな町だと思ったもん。北海道の町には埋もれてる情報が他にもたくさんありそうだなぁ。早く好きなことやって生きたいと思ってるんだけど、そのときにはここでお世話になるかもしれないからよろしく笑」

(かなり簡略化して書いてます。実際には、鰊漁の話や農業、水産加工品の話、お雇い外国人来るような発展した町であったからこそホップも発見されていること、新し物好きの進取の気質を持っていて新しいことを取り入れてきた歴史があることも紹介しています。)

今日の収穫のひとつはこれだなぁと思った瞬間でした。

マリンビューに来た時は綺麗なキャンプ場だとしか言ってなかった人ですが、町について知るうちに岩内町自体に興味を持つようになったのです。

まとめ

私もそうですが、町の歴史的な背景に興味を持つ人っているものですね。

本来ただ観光のつもりで来た人が、町のことを知るにつれて移住先として興味を持つようになる瞬間が興味深かったです。

そうやって興味を持った人たちにチャンスを与えられる町であれば、移住者が増えていくのかもしれませんね。

観光先であれば表面的な楽しさで十分で、むしろ歴史情報なんて邪魔、楽しければいいということもあるかもしれません。

でも、移住先となると表面的な情報だけでは興味がわかない人もいるでしょう。

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