岩内町に住んでいるからこそ行きやすい場所ってありますよね。
札幌に住んでいたのでは遠すぎる、そんな場所・・・。
今回は乙部町まで日帰りドライブをしてみました。
目的は東洋のグランドキャニオン「館の岬」の雪景色を見ること!
※2月1日のドライブです。
岩内町から乙部町のドライブルート
往路ドライブルート
Googleマップで旅程を調べてみると長万部と国道277号の雲石峠を経由して153kmのドライブです。
このルートだと日本海の海岸線はほとんどドライブしないことになりますが、距離は短くてすみます。
目的は東洋のグランドキャニオン乙部町の「館の岬」なので、行きは長万部を経由するドライブコースで決定!
帰りは日本海の海岸線を走るドライブコースで戻ってくることにします。
復路ドライブルート
帰りは約190kmのドライブです。
少し前まで仕事で道東の町を毎日のように200km~400kmくらい運転していたので、このくらいのドライブは苦ではありません(^^)
北海道は100km先にあるイオンの案内板が設置されるような土地ですから、目的地が遠くて当たり前です(笑)
岩内町から乙部町・雲石峠周辺
国道277号雲石峠前の写真です。
普段の冬なら「峠道」は選択しないドライブコースですが、今年の冬は雪が少ないので行ってみます。
目の前に変わった景色があったので車を停めて写真を撮りました。
↑拡大してみるとつららですねー。
北海道で生活していると「つらら」は日常の光景ですが、東京だけで生活していたら、冷凍庫以外で見ることはないですね^^;
クネクネした雲石峠を越えてしばらく進むと乙部町です。
写真は撮っていませんが、雪が少なくて良かったと思える辛い峠道でした^^;
それでも、峠の道で目の前に広がる山林の雪景色は迫力あってとても爽快です。
ルート229元和台到着
峠を越える少しきついドライブでしたが、雪景色はとても綺麗でした。
そして、いよいよ乙部町に入ります。道の駅ルート229元和台に到着。
↑岩内町内の海岸線もそうですが、この崖の感じを眺めているとワクワクしていしまいます(^^ゞ
私の写真からは伝わらないですが、とても眺めの良い場所にルート229元和台はあります。
道の駅の資料によると、海抜40メートルの位置にあるそうです。
地球は丸い!とわかるような見晴らしの良い場所です。
乙部町元和台海浜公園
夏は海のプールやマリンフェスティバルなど賑やかな場所のようですが、さすがに今の時期は寂しいです^^;
北海道の冬は休館中という施設が多いのが特徴です。
元和台レストランも休館中でした。
↑それにしても北海道にはいろんなところで義経伝説が残っていますね。
目的地乙部町「館の岬」到着!雪はなし^^;
目的地、東洋のグランドキャニオンといわれる乙部町の館の岬駐車場に到着です(^^)
11時に岩内町を出発して到着したのは14時半前。
館の岬の駐車場は看板を見落とすと通り過ぎてしまうので、トンネル越えたあとは注意です。
駐車場には3台分の駐車スペースがありますよ。
上の写真では「グランドキャニオン」というには規模が小さく見えるかもしれません。
でも近くで見るとかなり迫力ありますし、この地域一帯は調査すればもっとたくさんの発見がありそうな場所だと感じます。
↑拡大するとこのような感じです。地層がむき出しになっています。
途中の道路のすぐ脇もこのように地層が続きます。
個人的にワクワクが止まりません^^;
この辺り一帯が地層がむき出しなので、昔の様子が気になります。
駐車場の案内版によると、「白亜の断崖」だそうです。
フリー百科事典Wikipediaによると白亜紀というのは、約1億4,500年前~6,600万年前。
途方もない数字なので全く想像できませんが、ティラノサウルスが生きていた時代が白亜紀末期といわれています。
ティラノサウルスがいた時代(ここにいたかどうかは別にして・・・)の痕跡が目の前に広がっているってことですよね!
うわー(*_*)
ちなみに最近話題の「チバニアン」は約77万年4千年前~12万9千年前だそうです。
念願の館の岬の写真を撮れてかなり満足度が高かったのですが、ただ1つ残念だったことがありました。
今回の目的は、「館の岬の雪景色を観ること」だったのです。
上の写真を見てください。
そうです。
乙部町には全く雪がない。
冬なのに雪が少ないので、「雪景色の館の岬を見に行くチャンスだ!」と思い切って岩内町を出発しました。
道路に雪がなくて思った通り運転しやすくてよかったのですが、道路に雪がないだけはなくて、肝心の館の岬にも全く雪がないんです(>_<)
雪景色を見ることはできなかったのが残念でした。
八雲町熊石で昼食
少しがっかりしつつ、日本海の海岸線を通って岩内町まで帰ります。
昼食は、以前に北海道海岸線一周の旅をしたときにアワビをいただいた「寿司処かきた」さんです。
八雲町は日本で唯一、日本海と太平洋に面する町です。
今回は握りをいただきます。
寿司、汁物全てがおいしい(^^)
途中でこういった海の幸を味わえるのも海岸線ドライブの楽しみのひとつですね。
関連記事(別ブログ)奇岩!ゴツゴツした岩!海岸線のドライブが楽しすぎる
個人的に北海道の日本海海岸線ドライブの一番の楽しみは奇岩や崖、岩の景色です。
上の写真の親子熊岩物語のように、こんな物語が語り継がれているのも興味深いですね。
道路脇は崖
↑向こうに見える大きな長い岩はスフィンクス?(笑)
どうやったらこんなにたくさんの意味ありげな景色が出来上がるのでしょうか。
まとめ
北海道の日本海に接する港町「岩内町」を出発して近隣の海岸線をドライブし、乙部町にある東洋のグランドキャニオン「館の岬」に行ってきました。
岩内町への到着は午後7時30分。
帰りの奇岩の景色を楽しむにはもう少し早く岩内町を出発した方が良かったかもしれません。
シラフラ海岸も行ってくれば良かったなーと思いますし、
せたな町の窓岩は暗くてよく見えませんでした。
「館の岬」に代表される北海道の日本海海岸線の景色は、奇岩や絶壁から様々な想像が膨らんでとても魅力的です。
たぬきやライオンやゴリラ(どれも個人的感想^^;)の形をした岩がゴロゴロあるんです。
景色を見ているだけでもワクワクして楽しめる場所です。
今回の岩内町から乙部町のドライブルートは北海道の日本海海岸線ドライブの魅力をギュッと凝縮したルートのひとつでしょう。
岩内町の雷電周辺も迫力と美しさを味わえる景色ですよねー。
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