岩内町に移住したばかりの頃にお話を聞いた移住者の方々から「岩内町内のお店の情報がわからない」といった意見がありました。
岩内町のお店は独自でホームページを持っているところが少なかったので、食べログやグーグルマップの情報で調べると営業時間などが間違っていることも多かったのです。
実は当時からfacebookで情報を公開しているお店は結構あったのですが、facebookでお店情報を調べようと考える人はあまり多くなかったのでしょう。
でも最近はホームページやインスタグラムをもつお店も増えてきて情報を取りやすくなりました。
明治創業のお店でホームページ開設「カサイストア」
私が関わっている方々は、移住者(Uターン含む)の人たちが多いです。そのつながりで得た情報で一番最近のホームページは「カサイストア」さんです。
岩内町には歴史あるお店がたくさんあります。その中には明治創業というかなりの歴史を持つお店もあるのですが、そういうお店を継いだ方々がチャレンジスピリットを持って現在も活躍しているというのが岩内町の魅力であり私が好きな点のひとつです。
伝統に胡坐をかくのではなくて、伝統を引き継ぎながらも新しい事にチャレンジし続ける姿勢がとても好きです。
このほかに、「岩内ひまわり基金法律事務所」でも近いうちに新しくホームページが開設されます。法律事務所はあまり縁がないイメージだったのですが、所長さんとお話したところ、思っていたよりも身近な相談もできそうなので今後のホームページ情報が楽しみです。
ところで、お店のホームページでは商品以外の情報もあって勉強になることも多いです。カサイストアさんのホームページではカタログギフトの注文ができるのですが、商品情報以外の「贈り物の豆知識」も便利ですね。
ちなみに私が移住したばかりのときに、岩内の鰊について初めて学んだのは株式会社 山武 林商店さんのホームページ「migakinishin.com」でした。林商店さんも明治創業で今でもチャレンジスピリットを持ち続ける企業の一社ですね。
岩内町のお店のデジタル化・インスタグラムが増えています
最近インスタグラムのアカウントを持っているお店が増えてきている印象です。
ブログへのインスタグラムの埋め込みは著作権違反になるという判断が昨年出ているので、「さぼ~る」さんに許可を頂いて掲載しています。
タップして今すぐフォローしてください(^^)
こちらも移住者(Uターン者)つながりの情報から。
喫茶さぼ~るのお孫さん発信のインスタグラムです。看板犬の虎徹のお話しも面白くて、お店の前で虎徹を見かけるとつい笑ってしまうという人もいます。私もお店の前を通ると虎徹を探してしまいます。「さぼ~る」のインスタグラムは商品の情報やお休みの情報もタイムリーにわかるので便利ですね。
このほかに食事処日本海さんのインスタグラム(https://www.instagram.com/nihonkai.marin/)でもお店のメニューなど基本情報やあきんど市の商品情報などが配信されています。
そういえば、「ラーメンやつや」さん(https://www.instagram.com/yatuya2021/)。駅前通りで何かのお店の準備が行われているのは知っていたのですが、インスタグラムを観て初めて詳しく知りました。9月5日オープン予定だそうです。インスタグラムは対象を限定すると強力なツールですね。
デジタル化応援隊
デジタル化について調べていたら、こんな事業を発見しました。全然知らなかったです。私はIT専門家の方で登録してみようかな?と思ってしまいました笑
デジタル化からDXへ
デジタル化は進んでいますが、デジタル化はそれ自体が目的なわけではないですよね?
デジタル化によって業務が効率化がされたり、これまでできなかったようなことが新たにできるようになるとか、売上げが上がるとか、そういう目的があって進めていることだと思います。
だからデジタル化を進めるだけで満足してはいけない。
デジタル化というのは、スタート地点に立っただけ(>_<)
例えばネット上に掲載したら宣伝になるという時代はすでに何年も前に終わっていると私は思っています。
今私がこのブログを普通に書いているだけなら、私の知り合いの方々に見ていただけるだけで、せいぜい数十人、多くても100人くらいでしょう。
それは情報があふれすぎて自分が知らない一般人の情報にはたどり着けないからです。検索結果の1ページに出る情報は10件のみなのです。
自分のことを知らない方々に自分の情報にたどりついてもらうことはとても大変です。
「どうやって発信した情報にたどり着いてもらうか?」
発信するだけではなくて、情報にたどり着いてもらうことが重要です。そうでないと、ただ独り言をつぶやいているだけになってしまいます。
そして独り言をつぶやくだけならそのデジタル化は何の意味も持ちません。
最近は毎月4000人を超える新規の方々にこのブログを見て頂けています。
ただ日常を書いているだけに思われるかもしれませんが、実は新しい人たちがこのブログにたどりつくための導線をつくって書いています。結果が出るのは半年後とか1年後なのでなかなか難しい作業ですが、そうでもしないと一般人のブログにこれだけのアクセスはきません。
デジタル化をするだけではなくてそれをどう活かすかを常に試してみています。
その先に変革が起きてこそのデジタル化です。
もうすでにデジタル化のその先を考えていく必要がありそうです。
ツイッターで発見したDXの話題
すごくいい!!さすがです。 https://t.co/eGPBHh2G5z
— 加藤朝彦 (@hico_in_tigris) August 20, 2021
喜茂別町にあるチグリスというお店のオーナーで、1年で100件以上の移住相談を受けている加藤さんのツイッターで面白い話題を見つけました。
私が「岩内町に移住して1年経って感じる町の印象」という記事で書いたこととも関連してくる話題です。都会でも田舎町でも必要とされることをわかりやすくスライド化してくれていました。決して対立するものでないことも。岩内町の若い人たちにとってもこういう環境の方が町を楽しめるのではないでしょうか。
そして、ここで解説されている格差は大げさなことではなくて本当に起きていることですよ。
私は以前の会社でタブレットとスマホのみで全ての業務処理をしていました。
釧路にいながら札幌にいる上司にネット上で講演会企画の全ての申請をして承認をもらい、その知らせが北海道・東北を駆け回っている支店長にすぐに到達して支店長からも承認をもらえる、その情報は講演会企画一覧として全国の人が見られる状態にその瞬間記録される、それは当たり前。仕事用の印なんて持っていません。全く必要ないので。そういうことはもう10年も前に当たり前でした。
ネットミーティングも10年も前に当たり前でした。
まとめ
岩内町内のお店でデジタル化の流れが進んでいます。そういえば、電子決済できるお店も増えましたね。
最近Uターンで岩内町に戻ってきた人がいるという情報をよく聞きます。
デジタル化の流れによって、今後Uターンで戻られた方たちが活躍できる環境が広がっていくのではないかと思います。
生まれ故郷は私の活躍する環境がある、生まれ故郷が私の力を必要としている、そう思える町なら楽しいですね。