北海道の観光モデルコースといえば、道央、道北、道東、道南それぞれにあります。
とくに道央エリアは魅力スポットが多すぎて、本来はもっと人が訪れてもおかしくないはずなのに、観光客が比較的少ない穴場スポットがあるんです。
道央の後志(しりべし)地方には北海道観光モデルコースの穴場スポットがありますよ。

北海道観光の冬のモデルコースに含まれるニセコエリアで海に面する町は3つ

北海道の冬といえば、とても厳しい季節というイメージがあるかもしれません。
しかしその一方で、日本のそのほかの地域ではなかなか体験できないような、パウダースノーの上を爽快に滑るスノーアクティビティを楽しみにしている観光客の方々もいるのではないでしょうか。

中でも後志(しりべし)総合振興局内にあるニセコエリアの倶知安(くっちゃん)町とニセコ町は、北海道観光モデルコースの道央圏の中でメディアに取り上げられるメジャー観光スポットでしょう。

でもちょっと待ってください。
ニセコは、ニセコ連峰のある山岳丘陵地域。
そう考えるとニセコと呼ばれる地域は5町(岩内町・共和町・倶知安町・ニセコ町・蘭越町)あるんですよ。

そして、このニセコの5町の中で海に面するのは、蘭越町、共和町、そして岩内町の3町です。
ニセコに含まれる町には海があるし、この3町に行けば海も体験できるんです。

このことがあまり知られていないので、後志のニセコエリアの中でもこの地域は「穴場」スポットになっているのです。

山は見飽きているけど海は魅力的と感じる人もいるでしょう。そんな方には特におすすめのエリアです。

岩内地方卸売市場を望む
岩内港新港東埠頭から岩内岳を望む
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後志地域岩内町のいわない温泉とスノーアクティビティ

後志地域のなかでも、積丹半島の南に位置する岩内町の円山エリアでは、温泉とスノーアクティビティを楽しめます。

以前、岩内町地域おこし協力隊のFacebookページで温泉施設の紹介を行っています。
内容は下のFacebookページから確認できます。※2022年9月現在ホテルグリンパークいわないは閉館しています。

時期によって変更があるかもしれませんが、「いわない温泉おかえりなさい」、「いわない高原ホテル」、「サンサンの湯」の3施設では日帰り温泉入浴が行われています。
このなかでもサンサンの湯さんは熱いお湯が人気で、この熱さじゃなければだめというファンの方々がたくさんいる一方で、熱くて苦手という方もいます。
高島旅館さんの温泉利用は宿泊者のみです。

スノーアクティビティはイワナイリゾートスキー場で楽しむことができます。
このスキー場は海に向かって滑る感覚を楽しめることでも人気のスキー場となっています。
スキー、スノーボードに、それをさらに楽しめるCAT(キャット)スキー。詳しくはイワナイリゾートのホームページから確認してください。

岩内町円山エリアはスキーと温泉を楽しめる

上の地図からわかる通り、岩内町の円山エリアにはいわない温泉があります。
しかも、その温泉の泉質は、山由来と海由来の2種類があるんです。
細かい違いはそれぞれの温泉のホームページなどで確認してみてください。

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まとめ

北海道観光冬のモデルコースの道央のおすすめルートの中に必ずといっていほど選ばれてるニセコ地域ですが、そのなかでも、一般的に「ニセコ」として知られるのは、ニセコ町と倶知安町くらいかもしれません。
でもそれだけではなくて、その町のすぐ近くに海がある町もあるんです。

そして、岩内町は温泉施設やスノーアクティビティを楽しめるにもかかわらず、まだニセコ観光モデルコースのおすすめエリアとして広まっていない、冬の穴場の観光ルートです。

昨シーズンイワナイリゾートを訪れた時に、「大家族だと混み合う場所は不便なので、岩内は穴場で快適。毎年岩内に来ている」という方がいることを知りました。

有名になって繁盛するのはいいことなのですが、利用する立場からするとちょっと辛くないですか?
そう感じる人におすすめなのが岩内です。

岩内町は有名な観光地と比べたらお店の数も取扱いメニューもほどほどかもしれませんが、山だけではなくて海もという方や、人のあふれかえる観光地から離れて落ち着きたいという方は、北海道の観光ルートの選択肢に加えてみてはどうでしょう。

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