以前に仕事で釧路に行っていたときに聞いた話に、「いくらは買うものではなくてもらうものだった。」「カニは買うものではなくてもらうものだった」というのがありました。
田舎だと買わなくてもご近所さんからもらえるよーという話ですよね。
今時そんなことはほとんどないでしょう?そう思いますよね。
ところが岩内町でも同じようなことを聞きました(笑)
北海道の田舎暮らしあるある?
始めに釧路での話を紹介しましたが、これ以外にも私の知人から聞いた話があります。
それは、奥さんの実家では近所の人からたくさんの野菜が届けられるので、食べるものに困らないという話です。
今でもそういう町が残っているんですね。
そして岩内町の話ですが・・・
家に行くと食べていきなさいと誘われる・・・
お願い事があって訪れた先、本来なら自分の方が何かお返しをしないといけない立場なのに、逆に食べて行きなさいと言われてご馳走を頂いたというお話^^;
ご馳走した方のお話によると、自分も若いときにそうやってお世話してもらったから、今は自分が同じようにして若い人たちを助けてあげたいという思いでそうしているそうです。
今の都市部ではあまり聞かない話かもしれないですね。
こうやって受け継がれていく、人と人とのつながりがまだまだ残っているというのは田舎町岩内町らしさなのかもしれません。
ご近所さんから果物を頂く
自分の留守中に玄関前に果物がおかれていて、よく見ると知り合いになったご近所さんが置いていったものだったというお話。
1回ではなくて何度もです(笑)
何度も置かれているのでお礼に行ったら、そこでさらに果物を頂くということも(゚Д゚)
北海道は新鮮なおいしい食材が多いのでこういうお届けものを頂くのは特にありがたいですよね。
私が子供の頃は東京でもまだこのようなおすそ分けがありましたが、今は面倒なご近所付き合いは行わないので聞かない話です。
まとめ
最近は以前に比べて近所付き合いが希薄になっていることが多いと思いますが、岩内町はそうでもない気がします。(町内でも違いはあるとは思いますが)
たぶん時代が進むにつれてなくなっていくことなのだろうとは思いますが、もし岩内町で残っていくなら興味深いことですね。
どこの田舎町もそうなのかもしれませんが、岩内神社例大祭などの文化が残っている岩内町だからこそという理由もあるのかもしれません。
そういうことを考えていると違う町に住む意味というのも感じられて面白いと思います。