東京に住む人たち、あるいは都会に住む人たちが憧れる、絵に描いたような田舎暮らしを感じる出来事がありました。

船上から泊村の景色を眺める

美術館のイベントに参加したことがきっかけで、船に乗せて頂きました。

昨年6月の岩内町移住以来、木田金次郎美術館の全てのイベントに参加したのが報われた?!

木田金次郎が描いた茂岩を海から見るという特別企画にお声がけを頂いたのです。

上の写真は弁天島。

海から見るとこんな感じなんです。

↑拡大するとこんな感じ。結構大きいですね。

↑近くの興志内トンネルの絶壁を海から見るとこうでした。

地上からもすごい絶壁ということはわかりましたが、この向きから見るとさらにすごい。

まさかこんな機会があるとは。(絶壁好き大感動です)

都会の美術館だったら、何度通っても(何度も通うこと自体難しいですが)、多くの聴講者の一人でしかないので、お声がけ頂くようなことはなかったでしょう。

うっすらですが、岩内町の山々も見えました。

全く船酔いすることもなく、きれいな海を楽しみました。

そしてこういうイベントでは、参加した皆さんとの会話もとても楽しいです。

自分がこんなに船を楽しめる人間だったというのは新しい発見でした。

休日に船を出して乗せて頂いたことに感謝!

最後にお礼を言うと

「なんも、(船を出すのは)いつものことだから」

と…。

この地方ではこういう会話がよくあります。

新じゃがを頂きました

このイベントが終わってすぐ、岩内町に帰ってからのこと、採れたての新じゃがを頂きました。

大人の腰よりも高さのあるでっかい袋に入ったジャガイモを、「食べられるだけ持っていっていい」と言われたのです(^-^;

料理をできない私はとりあえず2つだけ有り難く頂戴して、家に帰ってすぐに調理。

粉ふきいもくらいしかできないですが(T-T)

小学校の家庭科の授業で習ったことを思い出し、なんとか粉ふきいもが出来上がりました。

写真を見た人から「ハッシュドポテトの作りかけ」とか「焦げてる」とか言われましたが、どちらも違います!

「新じゃが皮付き粉ふきいも」です。

海洋深層水の町岩内町の「星の塩」で味付けして美味しく頂きました。

こしょうも欲しかったかな…。

調理を始めて全て片付け終わるまで約1時間。

見た目はどうであれ、おいしいものを作れる自分に驚きました。

それにしても「ジャガイモ好きなだけ持って行け」って…。

他の移住者と話をしていると、とうもろこしやその他の野菜類をもらったという人も多いです。

私が子供のころは東京でも近所の方から色々なお裾分けを頂きましたが、今の都会の生活では、きっとほとんどできない経験ですね。

まとめ

休日に船に乗せて頂いたり、採れたてのジャガイモも頂いたり、都会ではほとんど考えられない経験です。

良くも悪くも一人の行動が注目を浴びる、「一人ひとりが主人公」といえるような田舎暮らしの特徴かもしれません。

都会では大勢の中で埋もれてしまうようなことでも、田舎町では個人の活躍の場があって色々な機会を得られるのです。

そしてその経験によって新しい自分を発見したというのが言いたかったことでした笑

都会に住む人が田舎町で生活したら、大変な思いをすることも多いかもしれませんが、今まで考えもしなかった新しい発見もたくさんあることでしょう。

たまたま都会で生まれ育ったために無理して都会の生活を送っている人はいませんか?

都会生活が合う人も、田舎町生活が合う人もどちらもいると思いますよ?

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