今月、東京で北海道移住フェアが開催されました。
北海道移住フェアなので、前提条件として「北海道への移住」を希望する方々が参加するイベントです。
北海道の179自治体中、オンラインも含めると60近い自治体が出展。
私もブースで相談を受けていたのですが、じっくり話しをすることの重要性を感じる移住フェアでした。
北海道移住・交流フェア2021に岩内町ブース出展
コロナ禍でイベント開催の延期や中止が続いていましたが、ようやく移住フェアに出展する機会がありました。
北海道への移住を考えている方々にとっても、ようやくの移住フェア開催だったようです。「将来的に」というよりも「1、2年のうちには」というくらいに、本気度が高い方々が多い印象を持ちました。
会場にはオンラインブースもあったのですが、「オンラインなら参加しない」という相談者の方もいらっしゃったそうです。
あえて会場に来られていた方々なので、実際に目の前で話しをできないなら意味がないというお考えの方がいたのもうなずけます。
岩内町ブースでは、相談者の方々の今後のご希望やお考えを伺いながら提案をするということを重視しました。
相談者の方々が充実した人生を送るために、移住という一つの方法を提案すべきと考えるからです。
岩内町の良い面だけを話して押し売りする気は全くありません。
そのため、おひとりの相談時間が1時間くらいになることもありましたが、人生の重大転機を決めるときに1時間が長すぎるということはないでしょう。
相談内容から感じたこと
開催場所が東京だったので、基本的に皆さん関東にお住まいの方々です。
お話しを伺っていて、「せかせかした生活をやめたい」という方が多かった印象でした。背景にはコロナ禍の生活の影響もあるかもしれません。
こうやって書くと「田舎町だってせかせかしているよ」と思われる方もいるかもしれませんが、私の印象でも田舎町の方がのんびりしています。それは効率化が進んでいないというのも一つかもしれません。また、北海道は面積が広いので物理的にも不可能ということがあります。
都会の場合は何かを待っていられる時間があるほどのんびりしていないです。順番が後になったから自分はまだ考える時間があるとか、そういうことはデジタル化の世界では通用しません。それがいいか悪いかは別にして。
あまりに効率化が進むとちょっとの息抜きもなくなって疲れるんですよね。気持ちはよくわかります。
いずれ田舎町も少しずつ変わっていくかもしれませんが、それを望まない人たちが集まっているとすれば、ある程度のところでストップがかかるかもしれませんね。
だから、「せかせかした生活をやめたい」という都会の方々の希望は北海道で解決できる可能性はあると思います。
でも、絶対北海道がいいですよ!とも言い切れません。
私が簡単に想像できる生活の不便さとして
北海道の場合は雪の問題、田舎町の場合は人のつながりが密、という点もあるからです。
雪については、「ただ雪が多いだけでしょ」と私も移住前に思っていたのですが、それだけではないんです。
気温が低く雪が多いことで、東京に住む人が全く想像できないような事態が起こりえるんです。
例えば、水道管が凍るとか、道路わきに雪が積み上げられて交差点で左右が見えないとか。
人とのつながりが密ということについては、毎日監視されているようで嫌だと感じる人もいるでしょう。
これについては、私は全く感じないのですが、それが嫌で去っていく人がいるのも事実です。
考えればきりないのですが、現在の生活を変化させて人生が劇的に楽しく感じられる可能性はあります。
結局は本人の決断になるのですが、だからこそ移住相談もしっかり考えを聞かせて頂いて提案をするという方法が必要だと思います。
まとめ
東京で開催された北海道の移住フェアに参加してきました。
相談者の方々が感じているように、北海道で望む人生をかなえられる可能性はあります。
でも、想像もしていないようなことも北海道生活ではあるはずなので、北海道移住を希望される方は移住相談でじっくりと話をしてみたり、実際に現地に行ってみることがいいと思います。
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もちろん実際に岩内町に来た時に町内をご案内することもできますよ。
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