ようこそ岩内へ!

この言葉見たことありますか?

○○町へようこそ !

最近思い出したのですが、北海道への移住して来たばかりの頃に「おもしろい!」と感じた看板がありました。

それが、「○○町へようこそ!」の看板です。

違う町に来たことを実感すると同時に「ようこそと言ってもらえるんだ」と感じました。

「ようこそ!」の看板は、東京に住んでいた頃は見たことなかったですが(最近は看板あるかもしれませんが)、北海道ではいくつかの町の町境で見る機会がありました。

北海道に移住して初めて仕事で担当した地域はオホーツクエリアだったので、道東で見たのかもしれません。

いつの間にか北海道の普通の光景として気にならなくなってしまって、どこの町かは覚えていません。(写真を集めたいので心当たりのある方は教えてください(^^ゞ多くの町にあったはず)

でも、最近ふと思ったのです。

あれ?

「岩内町へようこそ!」って見たことないぞ?

私が気付かないだけで、どこかにあるのかもしれませんが、みかけないんです。

商店街の有名店で見つけた「ようこそ岩内へ!」

「ようこそ岩内へ!」

↑この言葉。岩内町で見たことないなーと思っていたのですが、商店街のお店で見つけてちょっと感動を覚えました。

「ようこそ!」の言葉があって当たり前になってしまうと、今度はないことを気になってしまうのです^^;

岩内町は移住者や観光客に来て欲しいのか来て欲しくないのか

↑これは、私が移住当初に感じていたことです。

お店の中に入ってしっかりお話をすると、岩内町の人たちはとてもいい人たち(ありきたりな言葉ですが^^;)とわかるのですが、一見歓迎されていないように感じたのです。

いや、歓迎されていなくてもいいのですが、こちらにしてみると邪魔になっているのではないかと遠慮がちにもなりますよね。

常連客の人たちが盛り上がっているところに自分が入ったことで水を差すのではないかとか、常連客の人しか座れない席があるのではないかとか・・・。

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「町に人が増えればお金が落ちるんだから、来て欲しいのは当たり前だろ!」

↑もしこのように考えているなら、これは一方的な言い分です。たぶん夫婦関係とか、恋人関係とか、仕事関係とかでもよくある、コミュニケーション不足の例と同じですよね。

自分がどう思うかではなくて、相手がどう感じるかが問題。相手方は言われなければわかりません^^;

私の場合は岩内町の歴史も少しずつ教えて頂いているので、

日本一といえるほど人口密度が高い町だったから、人が来てうれしいという表現が浸透しなかったのかな?

とか

顔見知りの常連客やその知人だけのコミュニティが多くて、「この町を知らない新しい人が来る」という想定をそもそもしていないのかな?

と考えて、「そう考えると、そんなもんか」

と納得してしまうこともあるのですが、岩内町に来たばかりの人はそうは考えないというのが問題です。

でも、上の写真のお店のように、「ようこそ」と書いてくれるとわかりやすいです。

ちなみに写真のお店は「ささや食堂」というお店です。

まとめ

「ようこそ岩内へ!」明らかに町外の人に向けての言葉です。

安心する言葉を岩内町の商店街のお店で見つけました。

岩内町は「ようこそ」の看板はなくて、一見口調からぶっきらぼうに感じるかもしれませんが、よく話してみるとお世話好きの優しい人が多いことにも気付きますよ(^^)