文豪夏目漱石は江戸出身で旧府立一中(現在の都立日比谷高校)から旧帝国大学(現在の東京大学)に入学した人物として東京の人には特になじみある人物です。

ですが、その夏目漱石の戸籍が岩内町にあったというのです。

これも岩内町に移住して知った驚きの1つです。

北海道岩内町にある夏目漱石立籍地の碑

岩内町には夏目漱石立籍地の碑があります。

夏目漱石は岩内町で生活していたのか?

調べてみると岩内町に来た記録はないようですね。

それでも、1892年(明治25年)から22年間、岩内町に戸籍を置いた記録が残っているそうです。

なぜ岩内町に夏目漱石の戸籍があったのか?

当時、北海道に戸籍がある人が兵役を免れたことと関係あるかもしれないとの考え方もあるようですが、今となっては本当の理由は謎です。

夏目漱石自身は北海道に戸籍がある理由を「妙な関係から」としか語っていないそうです。

北海道の中でもなぜ岩内町だったのか?

夏目漱石と交流があった正岡子規が関係しているのか?

岩内町だった本当の理由はわかりませんが、戸籍の写し等の資料は岩内町に存在します。

岩内町郷土館にある夏目漱石と岩内町に関する資料

夏目漱石と岩内町に関する資料は岩内町郷土館で確認することができます。

詳しく知りたい場合は北海道にある岩内町郷土館を訪れてみてください。

以前に夏目漱石に関する特別展も行われているようなので、そのときの様子を館長に伺ってみるのも楽しそうです。

岩内町郷土館は毎年11月下旬から4月上旬頃まで休館しています。

2020年(令和2年)の営業開始予定日は4月7日(火)なので、今からチェックです!

ちなみに私は移住前に岩内町郷土館を訪れて岩内町のことを調べたことがあります。

その時は館長に3時間ほど館内資料の解説をして頂きました(笑)

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岩内町で町歩きを楽しむ

岩内町の市街地はコンパクトにまとまっています。

町歩きをしていると、魅力ある商店街の人々がいて、夏目漱石立籍地の碑のような、「これなんだろ?」と思う碑やちょっと変わった形の建造物や公園があります。

町歩きを楽しむというのも岩内町の楽しみ方です。

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まとめ

江戸で生まれて一度も岩内を訪れたことのない夏目漱石の戸籍が岩内町にありました。

夏目漱石の亡くなる2年前まで岩内町に戸籍が置かれていたそうです。

文豪夏目漱石の本籍のあった町、気になりませんか?(笑)

資料は岩内町郷土館で確認することができます。

夏目漱石の戸籍が置かれた町と知らずに岩内町への移住を考えた私は不思議な縁も感じました。

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