岩内町に移住前、2018年に北海道沿岸一周ドライブを行っています。
稚内はその時に行ったのが最後かもしれません。
今回は岩内町から砂川市を経由して日本海側沿いを北上して稚内に行きましたが、稚内の観光で行ったコースを中心に、私のおすすめコースの紹介です。
夕方と早朝にドライブするという日をまたぐ変則的な半日観光ドライブですが、やってみて良かったです。
夏の稚内の早朝の風景は素晴らしかったし、ほとんど人がいない観光スポットを楽しめました。

開基百年記念塔と北方記念館・夕陽をバックに360度のパノラマ風景~稚内公園~

稚内百年記念塔

これは、稚内公園の丘陵に建つ建物。1階、2階が北方資料館。稚内の開基を記念して建てられた百年記念塔です。
エレベーターを利用して一番上の展望所に行くことができます(入館料が必要、21時まで営業)。

稚内百年記念塔北方資料館

中は思ったよりも広く、立派な資料館でした。

稚内百年記念塔
稚内百年記念塔

展望室で撮った写真。反射して自分が写り込んでしまいました。
9月2日、太陽の位置は百年記念塔の裏手の方角でした。

稚内百年記念塔

記念塔の高さは80メートル、海抜は250メートルなので、下を見下ろすのは怖かったです。
塔が狭いだけに、倒れるような錯覚に陥ります・・・^^;
ちなみに、函館五稜郭タワーの展望台は90メートルだそうです。

稚内公園稚内百年記念塔前

百年記念塔の展望台に上がらなくても、上のような景色を望めます。

稚内公園稚内百年記念塔前
稚内公園稚内百年記念塔前

ビーナスベルトと地球影を綺麗に見ることができる場所です。
海に囲まれた丘陵地ならではの風景。

稚内百年記念塔

日没時間に到着したので、上のような写真を撮ることができました。
21時まで入ることができるので、夜景も綺麗かもしれませんね。
稚内公園は日本夜景遺産に認定されていますし、一部の道がライトアップされるようです。

氷雪の門

氷雪の門

氷雪の門という案内があったので行ってみました。

氷雪の門

国境を接する稚内には、このように戦時中のことを記載したものが多くありました。本郷新製作。

氷雪の門

九人の乙女の碑

氷雪の門
九人の乙女の碑

近くにはこのような碑も。
終戦後にこういうことが起きていたことを、知らない日本人も多いのでは。

うろこ亭で夕食・宗谷黒牛照り焼きステーキてっぺん丼

稚内うろこ亭宗谷黒牛

岩内出発前に、岩内出身の若者からおすすめされた宗谷黒牛照り焼きステーキてっぺん丼。
3,500円という金額ですが、柔らかく美味しい肉を味わうことができました。
もちろんこれ以外にも、このお店はお手頃価格の定食もありますよ。

お店の詳しい情報はホームページから↓

稚内月

お店の目の前から眺めた港夜景。
月のように見えたのですが・・・。

日帰り温泉「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」

稚内複港市場港のゆ

私が調べたところ、日帰り温泉は2つ、「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」と「稚内温泉童夢」どちらも最終受付が21時半です。

私は稚内副港市場内に「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」に行きました。

温泉について詳しくは、お店のホームページ情報から↓

稚内副港市場

岩内に帰ってきてから知ったのですが、この場所でマンホールカードを受け取れるようです。しかも絵柄はガンダム。受け取らずに帰ってきて失敗しました・・・。

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稚内港北防波堤ドームと朝焼け

稚内北防波堤ドーム

北海道遺産の稚内港北防波堤ドームです。
防波堤でありながらこの迫力。

稚内北防波堤ドーム
稚内北防波堤ドーム

朝焼けの北防波堤ドームもいいです。

ノシャップ岬の朝焼け

ノシャップ岬

早朝のノシャップ岬。
夕方と同じくビーナスベルトと地球影が見えています。
遠くに見える山は恐らく利尻富士。

ノシャップ岬
稚内

近くで見た日の出。

鹿の群れ

早朝の稚内では、至る所で鹿の姿も。

日本最北端の地の碑・宗谷岬

宗谷岬

稚内中心部から車で30分ほど走りますが、日本最北端の地、宗谷岬。

宗谷岬

右手の鹿は置物ではありません。本物。
ここでも鹿が日常にいました。

雄大な景色の中をドライブ・白い貝殻の道

貝の道

白い貝の道への行き方は、稚内市の情報がとてもわかりやすかったです↓

宗谷岬前の坂を上って案内に従って進むと貝の道へ行くことができます。
ここはホタテの貝殻を敷き詰めた白い道。
雄大な大地と海を見渡すことができる道です。
宗谷岬側が入口のようです。

道が狭いので、車ですれ違うのは苦労しますが、私は早朝6時台に通過したので、車とバイク2台ずつと遭遇したのみでした。
ただし、道に牛がいたときには驚きました^^;

貝の道
貝の道

青い海とのコラボレーションも綺麗です。

貝の道

貝の道にたどり着くまでの途中の道も雄大な風景。

岩内町から稚内までのアクセス

岩内から稚内まではおよそ420キロ。
私は砂川に一泊して、2泊3日で行ってきました。
宗谷岬や貝の道を通過したので、私の合計走行距離は986キロ。

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まとめ

岩内と稚内、どちらも港町で似た雰囲気を感じましたが、稚内は大きい町ですね。そして鹿が多かった^^;

さらに感じたのは、利益どうこうということを通り越して、このまちの責任を負ってそれを果たしているというような雰囲気でした。
様々な人たちの思いが碑の建設などにつながっているのだとは思いますが、そういう意味でも人口が減ってきているとはいえ、まだまだ大きなまちだなと感じました。

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