4月5日、冬季休館中っだった木田金次郎美術館が2022年度オープンしました。
4月12日(火)から始まった「仲間たち展」を皮切りに、木田金次郎美術館の展覧会イベントが続きます。
絵の町といわれる岩内町で誕生した芸術作品の数々を鑑賞できますよ。

4月12日(火)~4月17日(日)岩内高校美術部OB・OG仲間たち展2022開催

木田金次郎美術館2階の展示室4で4月17日(日)まで岩内高校美術部卒部生の作品展、「仲間たち展」が開催されています。(最終日は16時までのなので注意)
岩内高校美術部は高文連にも数々の作品を送り出した歴史を持つ部で、卒部後も活躍されている方々がいる部。
「仲間たち展」は卒部生の作品の数々を鑑賞できるとても貴重な展覧会です。
観光客はもちろんですが、岩内町に住んでいるならこのような機会に行かないのはもったいないと個人的には感じています。「仲間たち展」の入場は無料です。

岩内高校美術部卒業記念展も同時開催中です。今年卒業した4人の方々の作品もとても感動的。

今後も続く木田金次郎美術館の展覧会イベント

4月19日(火)~4月24日(日)岩内絵画教室作品展 こどもの部
4月29日(金)~5月5日(木)須佐 奈津子展
5月10日(火)~5月15日(日)岩内絵画教室作品展 一般の部

絵の町岩内を象徴するようなイベントの数々です。
須佐 奈津子さんは「仲間たち展」にも出品している卒部生です。
岩内絵画教室は、ここで学びながら美術展で受賞される方々もいるような絵画教室です。素敵な作品を鑑賞できるでしょう。岩内絵画教室作品展には私の描いたデッサンも出品予定です。

まとめ

町の関係者だけでこれだけの美術展覧会を開催できる町ってすごいと思います。
須佐さんだけではなくて、私が移住してから毎年卒部生個人の作品展が木田金次郎美術館で開催されています。
今こういうことが実現できるのは、明治、大正、昭和を生きぬき地元を描き続けた岩内町出身の画家木田金次郎の存在も大きいでしょう。

卒部生が卒業後も活躍して、自分がかつて学んだ地の美術館で作品展を開くってすごすぎませんか?
そんな方が何人もいる岩内町の伝統にとても驚くのですが、皆さんそう思っているのかいないのか?美術館が存在することの意義を感じているのかいないのか?
あまり知られていない印象をうけるのですが…、そのことが不思議で、かつ残念で仕方ありません。
この伝統、この仕組みこそが町の財産。他にないもの持っているのに、「何もない町」と言ってしまう人が多い現状がちょっと悲しい。
ぜひ多くの方に足を運んで欲しいです。

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