田舎町で起業を目指すとき、一定の集客が期待できるのか、また、どのような人たちが生活しているのかということも気になりませんか?
先日、岩内町のギンザ通り商店街のイベント手づくり市に参加して感じたのですが、やっぱり歩いてみると色々なお店があるということがわかりますね。伺った話によると現在30店舗以上あるそうです。
そんなにあるんだ!と思いましたが、実は以前はもっと多くて、60店舗以上あったそうです。
ほぼ半減しているので空き店舗も目立つようになってきてますね。
でも岩宇地域では(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)2万人ほどの人口がありますし、これまでの商店街の取組みも全国の中で認められているんです!
岩内町の商店街はこんなにあった
先日のギンザ通り商店街手づくり市に参加している店舗を見てふと思ったことがありました。
「もしかして、ここだけがギンザ通り商店街?」
そうなんです。今まで商店街の違いを意識したことがなかったのですが、ギンザ通りだけではなくて駅前通り、名店街、・・・等々あるんです。
今まで知らなかったです^^;
ギンザ通り商店街だけで30店舗以上あるので岩内町の商店街にはまだ多くの店舗があるということです。
商店街の方々のお話を聞いていると、このギンザ通り手づくり市もそうですが、熱い気持ちを持った町民がいる、熱い歴史を持った町の熱い商店街がここに存在しているということがわかりました。
商店街で競い合って町を盛り上げてきたんです。
言い方は難しいですが、良くも悪くも岩内町の商店街はやっぱり岩内町らしい商店街なのです。
調べてみると平成21年には岩内町名店街の取組みが経済産業省・中小企業庁から「新・がんばる商店街77選」として選定されています。
町民で意見を出し合いながら全国を代表する取組みをしてきたんですね。
こういった努力を重ねてきた商店街の歴史を思うと、店舗数は減ったものの、これからまだ岩内の商店街は復活できるはずという気持ちになります。
岩内町の商店街にある空き店舗の活用
多くの町で同じような現状があると思いますが岩内町にも空き店舗があり、貸店舗という貼り紙があるところもあれば、そうではないところもあります。
色々と事情はあるようですが、1つの例としてお店を営業していないだけで2階の部屋に住人がいることも多いようです。
その場合、1階の店舗だけ貸し出すということはしていないそうです。
商店街の方々に理由を伺ってみると、店舗と住まいが同じ建物になっていて、水場が1つしかないので貸店舗にしづらいという現状があるのだそうです。
古い建物で、しかも貸店舗用に新たにトイレを設置する工事が必要になるから、借りる人なんかいないと考えている人も多いとのことでした。
でもそういう状況だったにしても、それでいいので借りたいという人はいないですか?
古い建物を改装して自分好みのお店をオープンさせたいと思う人はいないでしょうか?
熱い気持ちを持つ商店の方たちといっしょに商店街を盛り上げていきたいと思う方はいませんか?
お金だけの単純な話ではないと思いますが、
岩内町では2019年10月現在、店舗家賃と店舗改修・整備費の助成制度もあります。
まとめ
ほかの多くの町の商店街と同じように岩内町の商店街も空き店舗が目立ってきています。
ほかの記事で書いたのですが、客観的にいって岩内町は住みにくい町ではありません。
しかも、岩内町郷土館の資料を見てもわかるように、岩内町は北海道で栄えた町というよりも、日本全体で比べても裕福な町だったという歴史があります。
だからなのかはわかりませんが、昔ながらの日本の姿、伝統、文化が残っている町でもあります。
田舎町で起業したいという人がいましたら、そんな岩内町を候補の1つに入れてみて下さい。
私のおすすめはこれまで商店街のために尽力してきた方々から直接お話を聞くことだと思います。
その方々の熱い思いに共感できる人に来ていただくことが、商店街にとっても店舗を利用する人にとってもプラスだと思います。
気になることは岩内町役場に直接問い合わせてみるのもいいですし、私がわかる範囲ならお答えできますのでお気軽にお問い合わせホームからメッセージを送って頂ければと思います。
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