日本で初めて野生ホップが発見されたのは岩内町です。
この事実を知る人は多いと思いますが、ホップ発見の地の碑のある岩内町郷土館にホップが植えられていることを知っている人は少ないかもしれません。
え?どこにホップがあった?
って思われる方がいたら読んでみてください。
岩内町郷土館ホップのある場所
ホップのある場所は↑ここです。
郷土館敷地内に入ってすぐ左、野生ホップ発見の地の横にある、野生ホップ発見者トーマス・アンチセルの碑ところです。
↓夏になるまではこのように何もない感じですが、
夏の時期になるとホップのツルが生い茂ってきます。
↑2020年7月9日の様子
岩内町で野生ホップが発見された経緯と国際都市岩内
トーマス・アンチセルの碑にも書かれていますが、日本で始めて野生ホップが発見されたのは1871年(明治4年)です。
アンチセルは明治時代のお雇い外国人で、岩内町を訪れたときに偶然野生のホップを発見したようです。
岩内町郷土館のホームページにも記載がありますが、江戸時代から明治20年ころまでに岩内町を訪れた欧米人は約20人。
そのうちの一人が野生ホップの発見者アンチセルだったわけです。岩内町がその当時の国際都市だったことがこういった点からもわかります。
2020年8月16日のホップ
7月には青々としていたホップのつるですが、枯れ始めているように見えました。
岩内町郷土館のアクセス情報
住所:岩内郡岩内町字清住5-3
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
冬期間11月28日~翌年3月31日頃までは休館。
観覧料:※2020年4月以降変更になりました
一般(岩内町住民) 100円
一般(上記以外) 300円
学生および生徒 高校生・小中学生無料
まとめ
日本で初めて野生ホップが発見された岩内町には、今でもホップをみることができる場所がありました。
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