以前から、岩内町は空が広いということを書いていますが、先日東京に行ったときに岩内町出身者が同じことを言っていました。
東京と岩内の空の景色を並べてみます。

東京で撮影したビルの建ち並ぶ都市風景

東京風景

天気が良くありませんでしたが、東京の日本橋あたりで撮った写真。
東京といっても、例えば、日本橋のある中央区と羽田空港のある大田区とでは風景が全く違います。羽田空港周辺は高層ビルを建てられないでしょうし。
東京全体で見ると、ここまで高いビルが立ち並ぶのは、東京の中心部だけですが、それでもそれなりに高い建物はどこでもたくさんありますので、高い建物の上からでなければ、遠くを見渡すことができません。
高層マンションに住みたいという人たちの気持ちが少しわかります。

東京風景
東京風景

遠くは見ることができませんが、明かりの点灯したビル群は綺麗ですね。
こういう風景を田舎町で見ることはできません。
毎日このような景色の中で生活するのが合うのか合わないのか、人によってわかれるのかもしれません。
私は好きです。というか、昔からなじみのある風景。札幌も似たような雰囲気があります。
日本橋は落ち着いた大人の街という印象が強いですが。

東京風景
日本橋イルミネーション

上の2枚の写真は日本橋イルミネーションの様子。
ここまで規模が大きいイルミネーションも田舎町で見ることはできませんね。

岩内町周辺で撮影した空が広く自然の広がる風景

共和町夕焼け風景
共和町

東京の市街地と比べると空が広い。
そして貯水池があって山が見えてその先に海があって、水平線に沈む夕陽が見える。
この風景を東京で見ることは難しいでしょう。
東京に行ったときに会いに来てくれた後輩も、私のInstagramの話題になったときに、「あんな風景は東京では見れないですよ」と言っていました。

ピンク色の夕焼け
岩内港

東京の建物の間から、この位置の太陽を見ることはできないでしょう。
そして恐らくこのピンク色の夕焼けも見ることができない。
見ることができるのは、その上の青い部分。
わかりますか?
下の方まで見ることができなければ見ることができない夕焼けがあるのです。

先日、オホーツクドライブに行ったときにも、夕焼けを楽しみにしていたのですが、日没方向が山に囲まれている地域では下の方が見えない。つまり上の方の色しか見ることができない。
やっぱり風景においても土地ごとの特徴というのはあるもので、岩内町や共和町で体験することができる風景というのは特別なものなんです。

まとめ

都会暮らしでも田舎暮らしでも魅力的な景色はあるし、楽しみ方も色々です。
人によって好みはあるし、年齢や家族構成によってその好みも変化することもあるでしょう。
そして、景色だけで住みたいかどうかが決まるものでもありません。
仕事や周辺に住む人たちの考え方、その土地にあるお店や近隣市町村との連携、生活費を含めた生活環境、そういった色々な要素を考慮して住みたい街や移住先は決定されるものだと思います。
移住先として全国1700以上の自治体から選ばれるのは大変なことです。
そういうことがあるから「ターゲット」という考え方が生まれるのだと思います。

いろいろな要素で決まりますが、空の広さや風景が1つの要素であることも確か。
そういう情報をしっかりと届けられるかどうかも大事ですね。

東京で生まれ育って29歳まで生活し、仕事の出張や旅で北海道本島を全て訪れた私の経験からオンライン移住相談を行っています。
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