東京で生活している頃に一緒に働いていた人の中に、北海道の北見市出身の人がいました。

その当時その人から聞いた話で、「北海道の人は歩いて5分のコンビニにも車でいく」というものがありました。

当時は「まさかー?」と疑問に思っていたのですが、北海道に来てみたら実際にそうでした(笑)

たぶん都市部よりも田舎町の方がこの傾向は顕著な気がします。

田舎町の観光振興を考えるときに、都市部の人が歩くことに抵抗がないということは盲点になるかもしれませんね。

北海道の人が歩かない理由と東京の人が歩く理由

一番比較しやすそうだったので、北海道と東京の比較で書きたい思います。

私の個人的推測ですが思うところを書いておきます。

北海道の人が歩かない理由

車を停められる場所がある。

↑これ、近くの場所にも車で行く大きな理由かもしれないと思っています。

人間誰でも楽な方を選びたいですよね。

駐車場(又は停められるスペース)があれば車を停められるので、使わない理由がない。

都市部の場合は、駐車場がなかったり、あっても料金が高額だったりします。

だから車で行くよりも歩いたり自転車を利用することを選択するのだと思います。

同じ北海道でも札幌は停められる場所が少なかったり有料だったりするので、札幌に住む人は歩く人が多いと感じます。

冬に雪が降って寒い

北海道の夏は快適なのですが、冬はとても寒いです。そして雪の中はとても歩きにくいです。

歩きたいとは思わないのが普通ですよね^^;

特に岩内町のような風の強い地域では、なおさら歩きたくないと思います。

車を所有している

当たり前の話ですが車を所有しているいれば、健康やガソリン代が気になる人は別にして、あえて歩く必要はないですね。

東京の人が歩く理由

北海道の人が歩かない理由の逆といっていいかもしれません。

駐車場がない、又は料金が高い

公共の交通手段が豊富で車を所有していない人が多い

東京では駐車場がない地域やお店が多いです。

近くのコンビニ?駐車場なんてありませんよ。路上駐車したらすぐに取り締まられますよ(笑)

車で行くことがかえって時間の無駄につながったり、お金の無駄になったりします。

メリットよりもデメリットの方が大きい。

さらに、公共の交通手段が多いので歩いて出かけるのは普通です。

車を持っている人も少ないです。(一般財団法人自動車検査登録情報協会で公表しているデータによると都道府県別の自家用乗用車の普及状況は、平成31年3月データで1世帯あたり、北海道が1.006台に対して東京は0.432台※本当はもっと差がありそうですが、札幌の影響で北海道全体として低い方に振れている気もします。)

東京で車通勤が認められている人なんてほとんどいませんよ(笑)

ちなみに私が東京にいた頃に借りていた駐車場の1か月の駐車場代は2万5000円でした。

自家用車を持っていなくても生活に困らないので、車の維持費と駐車場代を払うくらいなら、歩いた方がいいと感じる人は多いはずです。

岩内町は狭い!町内を歩いてみました

岩内町は北海道の179の市町村の中で5番目に面積の小さい町だそうです。(といっても23区で一番大きい大田区の59.46平方kmよりも岩内町の70.60平方kmの方が面積が大きいです)

プラス1℃の気温で暖かかったので岩内町内を歩いてみました。

東京の人には想像できないと思いますが、北海道で生活しているとプラスの気温の日は暖かいと感じるようになります(笑)

グーグルマップで距離を確認したところ、町の市街地をそれなりに広い範囲で歩いて3.8キロメートルありました。

お店の人たちとお話しながら約2時間で歩くことができました。

天気が良い日だったのとお店の人のお話が面白かったので結構楽しい町歩きとなりました。

ちなみに岩内町には、夏目漱石の在籍地の碑があったり、江戸時代からの町並みが残る路地があったりするのです。

北海道の人は歩かない距離なのかもしれませんが、私は普通に歩きました(^^)

もっと岩内町の事前情報が広がれば、都市部の人にとって楽しい町歩きができるかもしれませんね。

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まとめ

北海道の人は近くへの移動も徒歩ではなくて自動車を利用するようです。

考えてみるともっともな理由がありますね。

これも地域の違いの1つではなでしょうか。

都市部と田舎町との違いでもあるかもしれませんね。

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